こちら、ペリリュー島にある現在も訪れる事が出来る洞窟内の様子です
想像してごらん 飢えに苦しみ、何か月もこの中で息をひそめていた事を
日一日と、生きて帰れる望みが薄れていく
精神が壊れていく仲間の傍らで、自分を持ち続ける事の難しさを
いつまで続くか判らないこの地獄を・・・・・
想像を絶するほどの多くの命が散ってしまったペリリュー島。
洞窟に入った時、感じた事のない深い悲しみに襲われました。
それと同時に、母であることを強烈に意識しました。
20代の多くの若者が犠牲になったからなのか・・・
戦争を知らない世代でも、どこにいても、想像することは可能です。
想像の導きだすもの・・・それは 戦争は絶対ダメ。
戦争で苦しみ抜いたあげく、去らなければならなかった
全ての人、いつまでもいつまでも、消える事のない悲しみを抱えたままの
全てのご遺族に、心からのお悔やみを。





