昨年末、友人グループとラインで近況報告をしていたのですが
私を含め4人いるうちの友1が、思いつめたように
「娘が自立し、家を出ました。毎日寂しさのあまり娘の部屋で泣いています」と・・・
これには他の3人もしばし返す言葉が見つからず、友2が「○○ちゃん、頼もしいね」と言ったら
友1が「私も他の家の子どもなら、そう言うよ」と・・・
なんだかちっとも慰めになっていない雰囲気。彼女にとっては一人娘。
24年間(NOBUBUの息子と同級生)一生懸命な母親と本人が言うように
それはそれは娘さんを大切に育てました。こういう時って、もう何を言っても駄目。
私も息子が18で自立してしまった時は、毎日泣いている感じだったし
娘が1年間海外に留学した時も、そして外国で働いていた時も、それはそれは寂しかったです。
親って、子どもの事で潰れてしまうんじゃないかと思える程、心配するものです。
私の母も生前は、私のことを心配して、毎日夢見たって言っていました。
気持ちが痛いように判るので
「時間が解決してくれるとしか言えないけれど、戻って来た時に笑顔で迎えられるように
体調崩さないで、その日まで頑張ろう飲んだり食べたりして楽しむのは必要なので
いつでも付き合うから」と言いました。
他の友人も皆励まして、少しは伝わったようで友人1は「ありがとう」と。
そして、お正月
友人1は帰省した娘さんのために朝から晩まで、美味しいものをいっぱい作ったそうです。
友人1曰く「胃袋位しか取り戻せないからと・・・」
母親って・・・きっと、永遠にこんな感じなんでしょうね。
NOBUBUの両親は残念ながら他界していますが、こういう会話をすると
母の作ってくれた茄子の炒め物が恋しくなります。いまだに再現出来ない母の味
友人1のお料理も、きっと娘さんの胃袋でお袋の味に変わった事でしょう
お正月が明け、寂しさ再来しているかもしれないけれど・・・・
娘がパラオで働いていたのが、ちょうど3年前。あの時の気持ちも思い出し
友人1の「幼稚園の頃に戻りたい~~」という叫びが聞こえるようですが
亀さんみたいに、すこしずつゆっくりと元気になっていって欲しいなと思います