邦題を見て、完璧にコメディだと思っていましたが・・・全く違いました
お年寄りが生き難い世の中への風刺的なブラックコメディを含む
人情活劇という感じ。しっかし、邦題酷いな・・・
原題は「Going in Style」 意味は、カッコ良く決めよう
ってな感じのようです。
感想 そもそも、邦題でネタバレしてるんだから・・・ですが、ネタバレしないように書きます。
人間誰しも老いるもの。最近NOBUBUは、町内会の役員をこなす回数が増えて来ましたが
ご近所さんを見ていて思う事は、歳をとってくると、無感動・無気力・無防備に
なってしまう高齢者がとっても多いです。そんな中「どこそこのスーパーでバーゲンやってるわよ」
と歩いて足蹴く通う大先輩の二人組も。一人は90歳の女性で超超お元気
すたこらさっさと歩き、背筋も伸び、羨ましい限りの歳のとり方をされています。
願わくば彼女のようにいくつになっても、元気でいたいけれど
そのためには、ストレスのない環境にいられる事が大前提。
映画を見ていると、つつましやかな老後の生活を維持する事の大変さ。
人生の後半に直面する金銭的な問題云々、他人事ではないストーリーの迫り方に
NOBUBUも嘆きモードに・・ 長い人生、善良に生きてきても、結局金に
翻弄されるのかよと
溜息もロングトーンになってしまいましたが・・・
果たして、結末は見てのお楽しみです
ジーサンズと言われてしまった名優達は・・
モーガン・フリーマン 1937年生まれ
マイケル・ケイン 1933年生まれ
アラン・アーキン 1934年生まれ
映画は2017年公開のものなので、撮影時もアラウンド80
撮影は本当に大変だったと思われます。プチなアクションシーンもあったし
登場人物と実年齢に近い俳優さん達の醸し出す雰囲気と仕草は
程よい感じに力が抜け、とてもとても自然体。
長年の役者人生で培ったコントロール力を感じ得ずにはいられません。
名優のトリプル共演、見る価値大いにありです
ちなみに、映画「Back to the future」のドク、クリストファー・ブラウンも脇役で出ていますが
そちらも愛らしい演技で最高です彼ら流のカッコ良い決め方、是非ご覧になって下さい