在職中は、私もその方とはとても気が合い
ランチにも何度も出かけましたがあるとき、旅慣れている彼女に
海外ドラマ・映画好きな私は、その頃夢中になっていた
イギリスドラマのゆかりの地、ロンドン塔の事を
聞いてみました。歴史的にも重い場所なので
どうなのかな~と思ったからです。
「ブーリン家とか、色々、曰くつきの場所ですが出ますかね?」
「全然」
「カンボジアにも行きたいですが、あっちは出るでしょ?」
「平気だったよ」
ていうか、全部行ってるところが、凄い・・・
「じゃ、行くのにかなりの根性を要するところはどこですか?」
「アウシュビッツ」
「え~~~~~行ったの?すごっ。どんな感じだったのですか?」
「ガス室に入った瞬間、地面からドーッと重苦しい何かが津波のように
押し寄せてきて、息が出来ない感じ」
沈黙・・・映画のシーンが蘇ってしまいました。
なお、彼女は霊感は全くないとご自身では言っています。
それでも、感じるのだからやはり凄い場所なのでしょう。
アウシュビッツに行くのには、とにかく大変で一番近い駅から
バスで、しかも途中で一泊しての二日がかりで行ったそうです。
流石に、アウシュビッツには行けませんが
こういう話を聞いたり、映画を見たりすると
ただただ平和を願うのみです。
なお、彼女のその時の一番のおススメは、マチュピチュだそうです。
う~~~ん、ここも遠すぎるな~

けれど、生きているうちに一度は行って欲しい場所だそうです。
そんな事を思いながら、旅出来る事に感謝しつつ近場ですが、行って来ます
