餅つもたれつ (小説風 其の弐) |    NOBUBUのBUろぐ

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  「えっ、朝からお餅ですか!?」宿に到着後

  通された喫茶室で美味しいお抹茶をすすりながら

  朝食の説明を受けた時の瞬間感想であった。

  毎朝催されているらしい、大餅つき朝食会。

  オーナーが大切に育てたもち米を使い

  宿泊者参加型で繰り広げられる、お宿のおもてなし大イベントである。

  朝の館内放送が響き渡り、宿泊者は皆 大広間へと集まる。

  一本の木から、くりぬいて作られたという大臼

  

  
  やんちゃなお子ちゃまから、筋骨隆々な大人の
 
  美味しくな~れの想いを、その落ち着いた懐で受け止める。
  
  

  

   とうてい、火傷をしそうな出来立て餅でさえも

   餅きり職人の手にかかれば、手のひらで素早く

   形作られていく。素晴らしい。もはや伝統芸の一つだ。

   そして、美味しいお餅は色とりどりのお洋服を
 
   着せられ、私たちの前で挨拶をする。

   黄な子ちゃん、あずきちゃん、納豆くん
 
   うこんくん左矢印読み方注意

   大根ちゃん、お雑煮くん。

   

  
   
   「食べて~食べてぇ~美味しくたべてぇ~」と
  
   言われても、胃袋には限界がある。

   背後には、とびっきりの笑顔の仲井さんが

   お代わりのタイミングを待っている・・・

   もはや、お餅のわんこ蕎麦状態である。

   フードファイターになりたければ、年代別に歴代記録に

   挑戦することも出来るらしい。

   突きたてのお餅がこれほどまでに、美味しいとは

   「私も・・・大食いに、挑戦してみようか・・・」

   などという文字が脳裏をよぎる。

   
   でも、やはり、無理だった。胃が悲鳴をあげはじめた頃

   ファイターになるのは、諦めた。

   しかしながら家族の中では優勝だった(笑)  
             
                            おしまい




 
 メモ本日は、小説風にしました。

 ちなみに、私は10皿以上食べました。それにおかゆも。

 お餅がこんなに美味しいものだとは、目から鱗でした。

 夏休みという事もあって、家族づれの方も多く

 お子さまたちも喜んでお餅つきに参加していました。

 袖触れ合うも~の一体感を感じられた

 大お餅つき朝食会でした また、行きたい~ニコニコ


 
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