お受験の参入障壁は低くなれども


「代々幼稚舎の家系」

とか

「代々学習院の家系」

とか珍しくないし

(本来は日本一のご家系も

そうだったはずなんですがね。

そうしておけばよかったのにね。)


母娘で同じ女子校で

何なら母を教えていた教師がまだ残ってる

なんてケースは私です。


我が家には男子しかいないので

全く無力でしたが…。コネ的な意味で。


そして

自分がお受験してきた人は

当然のように子どもにもさせています。


私が通っていた内部進学塾は

所謂青田買いされた子女たちがいましたが

未だに仲がよく

なかなか会うことはないけれど

ラインという便利なツールで繋がっています。


10人の中で

医者4

歯科医師1

公認会計士1

音楽家1

会社経営3(1人は海外)


と言う、合格させた先生方見る目あったわね

という末路です。


で、30年ほど経って親になり

少し前までは

子どもが頭ぶつけたけどどうすればいい??

とか

お腹痛がってる〜とかの

育児相談が多かったのですが


最近は

自分の子たちをお受験させるべく

情報交換です。


あそこのお教室いいよ、とか

あんなことやったよ、とか。


30年前は自分たちが通っていたのに

今度は子どもたちを通わせようとする話だなんて

何だか不思議な気分。


お受験は代々するもの。


だって私立小学校に通うことの良さを

身をもって体験してるから

子どもにだって通わせたいと思う。


そこに通っていて

子どもたちを通わせる財力もついたし。


そして、みんな子どもたちは受かってる。

(うちのように出身校じゃなくてもね。)


本当に実力がある方は

中学校受験ガチで戦って勝ち抜き

大学受験も戦って勝ち抜き

実力で人生をねじ伏せて高みに登っていける。


私のように

大した実力もない人にとっては

お受験したおかげで

その後ふわっとした環境でも

それなりのポジションには行ける


というお受験の旨味は

やはり1度味をしめてしまうと

やめられないものなのかもしれません。


代々お受験する家系


そして母校はやはり第一志望になりやすい。

こうやって代々女子校、みたいな

所謂お嬢さまが出来上がっていくのですが


私なんかは出身校言っても

先輩医師たちに信じてもらえず

お嬢さまの成れの果て

という鉄板ネタになってしまっていて

残念な限りです。


…娘いなくてよかったかも。


元お嬢さまはたこしゃぶをご所望です。