寝ているとき、そっと布団をかけ直してくれる。


心がくすぐったくなって嬉しくて仕方がない。


子供の時、少し寒いのを我慢して寝てるふり。
かけ直して貰えるのを薄目を開けて待っていたりした。


小さな気使いに大きな愛情を感じる。


私も、私も布団をそっとかけ直してあげるからね!


父とは、あまりきちんとした会話をしたことがない。


目と目を見て話し込む事はお互いにできない気がする。


でも、私にとって父は安らぎの海。


絶対的存在で、無限に大きくて、安心できる海のような人。

会話をしなくても、一緒にいなくても、
心の中心部で頼れる人。


父がいて、私は幸せ。

アサガオが咲いている。


はじめはとても驚いた。


家の近くの森の沼を覆い隠すように、
ツルを伸ばし、咲いている。


こんなに荒々しく、野性的なアサガオを見たことがない。


無数に咲く薄紫色の花は、可憐だけれどどこか魔性的。


寒くなってきた今でも、それは咲き誇っていた。


神秘的な私だけの秘密の場所。
秘密の時間。