めちゃくちゃ良書でした。
学びが多い。
・『怒り』とは、大切なものが脅かされていることに注意が向いている状態
・空間/時間のコンテクストを同時に観察しなければ対象に迫ることは出来ない
・仮説を起点にすると、答えを探すつもりで主体的に観ることになり、観察が進む。
・『根本的な帰属の誤り』
ほぼすべての人が、自分なりの良さを社会に還元しようと動いている。しかし、良さの概念が人ごとにずれているから、悪意と感じてしまう。
・『私とは、私と私の環境である』
環境とは、分人の集合体とも言える。
能力とは確固たるものがあるわけではなく、関係性の中で発揮されるものだ。
・【すること】と【いること】
【いる】の中には始まりも終わりも無い。
【いる】という状態があるだけだ。
相手の為に何をするか、ではなく、相手のためにどう【いる】か。