大手ユーザーのデリバリがコンピュータに

さて、本職の会社勤めの方も技術革新が迫られアナログ頭をデジタル式に変えな

ければならない状況がヒシヒシと足元に迫っておりました。

今のJAの前身、全農との取引が既に始まっておりましたが、ある時期より日々の受注、

発送をコンピューター処理するため同社をオンラインとするコンピューター機器を購入

する条件がだされ応じることになったのです。

これをすることは取引が確かなことになるのですから異論はありません。

担当窓口の女の子は先方へ講習に行ったりで大変だったようですが覚えると簡単に

日報の処理や請求書がオンラインで先方へ届くのですから便利この上ないシステム

で仕事がやり易くなったと喜んでおりました。我が社のコンピューター化の走りでした。

 

弓町秩父ビルの裏口へ通じる、春日通りから一本奥に入った横丁

 

表計算のLotus1-2-3は使用が始まっていましたが私など中年にはなじめません

でした。

しかし、我々にだって必ずや使いこなさなければならぬ時期もこよう、と

土曜日出勤の時、皆が帰った後、練習していたのは良かったのだけれど、

電源の切り方が分からず大汗をかいてしまったことがありました。

この何年か後、マイクロソフト社のウインドウズが出てくるのですが

この時はまさに嵐の前の静けさ、といったところだったのです。