小学6年(昭和31年）の終わりころ、秋田書店から出ていた、めで見る少年少女入門百科
「漫画のかき方」手塚治虫著と巡り合う。
よくぞ出版してくれた！と思わず感嘆をあげてしまうくらいの当時としては珍しく貴重な
漫画の技法書である。
さすがに漫画の神様が著しただけのことはある.。分かりやすく児童漫画のジャンルも
すべて網羅していた。
当時活躍していた漫画家たちの作品がサンプルとして載せてあり、今見ると
懐かしい先生方の名前にみいってしまう。余談ですが山根青鬼先生はもうこの時
から執筆生活をされていたのには驚かされる。
先生はいまでは一緒にカラオケをするご縁をいただいている。そのころを考えたら
夢のような話である。