英国滞在の続きです。1995年8月6日、ランズ・エンド(Land's End)に行ってきました。

 

 ランズ・エンド(Land's End)を和訳すると「地の果て」という意味になりますが、いったいなぜ、そのような名前が付けられたのでしょう?

 ランズ・エンドは英国南西部のコーンウォール地方の最西端にある岬です。

 英国の正式名称は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」で、イングランド(England)、ウエールズ(Wales)、スコットランド(Scotland)、北アイルランドの4つの国からなっています。

 地図を見てもわかるようにランズ・エンドは英国の最西端ではなく、イングランドの最西端に位置するということになります。

 まっ、難しく考えるのはやめて、たぶん昔、長い旅をしてやっとたどり着いた権威のある人がこの地を「地の果て」と名付けたのでしょう。

 

 

 岬からさらに西の方向に小さな島と灯台が見えますが、無人島のようです。

 

 ここのカモメは人間になれているのでしょうか。

 

 上空に飛行機が飛んでいるのが見えたので自分のビデオカメラで撮影したのですが・・・。




 たぶん、コーンウォール地方に「フランバーズ」という遊園地があり、そこのジェットコースターに乗りませんかという宣伝ではないかと思います(後で調べたことですが・・・)。

 

 3つの旗が並んでいますが、真ん中が英国の国旗のユニオンジャック、右がEU(欧州連合)の旗、左はコーンウォール地方の旗です。

 

 自分が英国を訪れた1995年、英国はまだEUに加盟していました。

 天候も良く、ランズ・エンド(地の果て)という名前からのイメージとは違った素晴らしい景色に感動しました。

 昼食は海を見渡せる綺麗なレストランでハムサラダとラガービール。この上なく幸せな旅となりました。