■ 亜鉛欠乏性貧血
女性は毎月の生理で血が失われるとことから貧血の人がとても多いのですが、貧血というと鉄分の不足を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし実は亜鉛の不足によっても貧血は起こります。
■ 亜鉛の役割
亜鉛は300以上の酵素の構成成分であるため、生体維持や健康増進に重要な酵素を活性化するのに関与しています。貧血であるかどうかの指標として血液検査では「鉄分」の値のみが取りざたされますが、実は体にとって必要なミネラルである「亜鉛」が不足することでも貧血は起こります。
■ 不足によってどのような症状がでるか
亜鉛が不足すると貧血だけでなく以下のような症状も現れるようになります。
□味覚障害
□皮膚炎
□口内炎
□脱毛
□不妊
□発育障害
□感染症にかかり易くなる
■亜鉛不足による有害金属蓄積によって現れる症状とは!?
亜鉛は有害金属を代謝させるタンパク質(メタロチオネイン)の合成を助ける役割があります。
亜鉛が不足してしまうと有害金属(水銀やアルミニウム、ヒ素、鉛、カドミウムなど)が体に蓄積されることによって必要不可欠なミネラルや酵素の働きを阻害し、酸化ストレスを始め様々な傷害を引き起こします。
イライラしてキレやすくなる、皮膚炎などのアレルギー症状、疲労感、不眠など原因がそれとは分からない症状が起きてじわじわと私達の体や心を蝕みます。
■ 亜鉛を補うために
① 亜鉛不足の理由
亜鉛不足になる理由の一つは、ダイエットなどで肉や魚を摂らないなど食事が偏っていることによります。
体の調子が悪い時は、まずは自分の普段の食事に偏りがないかをチェックしてみましょう。
また、運動をして汗をかいた時に必要量を摂らないと亜鉛不足になります。
栄養で摂りきれない場合はサプリメントに頼るのも良いでしょう。
② 亜鉛を増やす食事を摂るよう心がける。
亜鉛を最も含む食材はなんと言っても牡蠣や豚レバーなどです。
また、有害金属は、硫黄(S)と結合しやすいため、含硫アミノ酸(メチオニンやシステイン)を含む食材である鰹節や国産大豆、卵黄などもおすすめです。
私は、産後、授乳や夜泣きにより寝不足になりました。立ちくらみや疲れやすい、だるいなどの他になんとなく気持ちが落ち込みやすくなるなどの貧血っぽい症状がありました。漢方を飲むことで回復したもののいまいちキレが悪いと感じた時に亜鉛でサプリメンテーションしました。
飲んだ後は本当に調子が良く子供の夜泣きもなくなり、気持ち的にも安定したように思います♪
ミモザのリース作り