こんにちは、傾聴コーチの田村です。
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先日、傾聴講座受講生向けに「論文を読んでみよう！」
開催の動機は、
しかし、一人で読むのはくじけそう・・・。
だから、受講生を巻き込んで、
受講生にとっても、論文を読むことで、より傾聴への「正確な」
そして何より、
初回の題材は池見陽先生の論文『体験過程が⼼
池見先生の論文は、意外と読みやすく、
論文を読み進めていくうちに、議論は「共感とは何か？」
以下、主な問いを列挙します。
・共感とは何か？
・共感と同感は違うのか？
・一般的な「共感」とロジャースの「共感」は違うのか？
・「自己の投影」とはどういうことか？
・共感は「共に感じる」ことなのか？
・共感は話し手からしか定義できないのではないか？
・共感は実在するのか？
・傾聴に共感は必要か？
順不同ですが、ざっとこのような問いが出てきました。
翌日、私は一人で改めてこの問いと向き合っていました。
そして、ある結論に至りました。
それは、傾聴においては「共感」よりも「推進」が重要。
傾聴の議論において、
それは、聞き手として何をすべきかが、
しかし、本当に大切なことは、話し手が前進できること。（
話し手がいかに前進（推進）するか、その過程をロジャースは「
つまり、語弊を恐れずに言うと、「共感」
ただ、今回の議論を経て、各自の中にそれぞれの「共感観」
もし、「共感」について皆が納得する答えを求めるならば、
その対話の前提として、「人は主観の外に決して出られない」
すべてはその人の主観であるからこそ、その主観を唯一、
そして、この「すべては主観」という対話の前提は、
つまり、客観的に「分かる」とは絶対に言い切れず、私は「
言い換えると、その「分かる」感じは、
私一人の直観をもって、「だからあなたも分かるはず」
なんだか話がとっちらかっていますが、結局私たちは、
「人の数だけ世界がある」と言ったところです。
だからこそ、お互いの「世界」
そうやって共有できる世界を広げ、共に生きていくことが、
その前提として、正直であること、フラットに見ること、
傾聴と哲学対話を行ったり来たりして、
何かひっかかるところ、ヒントになるところがあれば幸いです！
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