ということで、
100年ぶり(笑)に観劇レポートでございます。
昼の部スタートは「壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」。
まずは、円グラフで〜
なんということでしょう!
いきなり、まさかの
萬屋祭(よろずやまつり)!
この展開は予想してなかったっすわ。
小屋が狭いから、しかもけっこうええ席だったので、
萬太郎@花道まで至近距離。
父の敵討ち、やられたらやり返すという、
あまりにも単純、単純だからこそ真剣な稚気の五郎。
一方、世の中そこまで単純じゃないのよ。
敵討ちほんとに出来るのかしら、
でもお家再興のためには・・・、
悩めるお兄ちゃんの十郎、リアルにお兄ちゃんの梅枝くん。
一方、迎え撃つチーム工藤。
彌十郎さんをはじめとして、
なかなか一筋縄ではいきそうにない雰囲気。
横に広〜い歌舞伎座と違って舞台上の人口密度がMAXな平成中村座ですから、
漫画だったらバチバチ火花が飛び散って、感電死してるところです。
ところがどっこい、ガチの真剣バトルを
お正月のおめでた〜い雰囲気のオブラートに包んじゃうのが歌舞伎です。
ビューティー大磯の虎、七之助さん。
コミカルな小林朝比奈、勘九郎さん。
お正月の吉例(お約束)ってことで、
(一人をのぞいて・・・(笑))華やかな衣裳、
一枚の絵のように見得がきまり、幕。
トイレ前お茶子さんの、アナウンスのコーナー
「平成中村座は江戸時代の芝居小屋を再現しております。
でも、トイレは洋式です!」