『歌舞伎は恋』 山川静夫の芝居話 | はじめての歌舞伎!byたむお

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『歌舞伎は恋』 山川静夫の芝居話




の紹介です。


『歌舞伎は恋』 山川静夫の芝居話

〈元NHKの看板アナウンサーにしてエッセイストの山川静夫が、歌舞伎について、芝居について、たっぷりと語ります〉
〈ご存じ山川静夫の芝居随筆、ご一読のほど、隅から隅までずずずぃ~っと、乞い願い、たてまつりまするぅ~〉
元NHKの看板アナウンサー山川静夫さんは、学生時代から歌舞伎座に通い詰め、半世紀を超えた今も歌舞伎への思いはかわ りません。一流の演劇評論家でもある山川さんが、歌舞伎への熱い思いや印象にのこる役者たちの想い出、團十郎や勘三郎へ のオマージュなどを、「たっぷり」と語るエッセイ集。さらりと読める軽妙な語り口も魅力です。

元NHKのアナウンサーで、『演劇界』などにも
エッセイを寄稿されていらっしゃいますね。


昨日、歌舞伎座のロビーでお姿を拝見しました。

読ませていただきました、とご挨拶したかったのですが、
お話しされていたり、お食事されていたのであきらめましたが。

とにかく、いろんな角度から芝居のこと、
歌舞伎のことを語っていらっしゃいますので、
興味津々、あっという間に読み終えました。

往年の名優の話題から期待の花形の話題まで、
江戸の話題も上方の話題も、
裏方さん、演出家、写真家、勘亭流の方などの話題など。

歌舞伎の何がすばらしいか、面白いか、なんて言葉で語るものではなく、
理屈ではなくて、「惚れてしまったら惚れたのだ。」
つまり、歌舞伎は「恋」なのです。

観客から役者、芝居に対する「恋」でもあるし、
役者からも演目の中の人物に対する「恋」であったり、
過去の名優に対する「恋」であったり。

そんな山川さんの語り口は歌舞伎への「愛」です。
歌舞伎の周辺の様々な方への愛に包まれています。

批判だとか、お小言、苦言のようなものはほとんどなく、
いろいろな役者さん、裏方さんなどの素晴らしいところを
紹介してくださってます。

『演劇界』での随筆もたくさん収められているので、
写真もたくさんあります。

『はじめての歌舞伎!』をご覧になってくださる方のご贔屓を考えまして
プチ情報をお届けいたします。


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『歌舞伎は恋』 山川静夫の芝居話 に収録されている一部です。

・「吉・菊」 初代中村吉右衛門の熊谷と六代目菊五郎の敦盛卿の写真
・十五代目羽左衛門の武田勝頼と五代目歌右衛門の八重垣姫の文章、写真
・昭和三十年の吉右衛門劇団の女形の写真(中村小山三さん含む)
・名女形三代目梅玉の芸談(『どんどろ』)
・六代目歌右衛門の芸談(『籠釣瓶花街酔醒』)、写真(超絶綺麗!
・歌舞伎座裏とんぼ道場の文章にて、中村橋吾さん、中村橋幸さん
・三代目時蔵さん(中村獅童さんのお祖父さん)、文章、写真
・「おもだか」スーパー襲名の文章
・髪結新三(六代目菊五郎)&家主(松助)さんの写真
・三代目松蔦(七代目門之助)さんについて、八代目門之助さんと山川さんが語る


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どうでしょうか?
気になる話題はありましたでしょうか。




歌舞伎は恋: 山川静夫の芝居話


通勤時間などや寝る前に少しという感じで
読みやすい本だと思います。
何回も読み返したくなります。


【山川さんの本】


歌舞伎の愉しみ方 (岩波新書)




大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし




歌右衛門の疎開 (岩波現代文庫)


【演劇界】



演劇界 2013年 07月号 [雑誌]


今月は写真が多くて写真集状態、
劇評も多くかなりお得です。