京都観光で、京都御所を訪れる方もいらっしゃると思います。
御所のすぐ西にあるこちらを紹介します。
菅原院天満宮（すがわらいんてんまんぐう）
京都で菅原道真公といえば、北野天満宮を思い浮かべる方も多いでしょう。
こちらの菅原院天満宮は道真公ご生誕の場所です。
道真さんといえば牛ですね。
そして鞍には梅の紋があります。
こちらの水は枯れていたのですが、２０１０年に地面を掘り、
再び水が湧き出たそうです。
道真公が産湯に使った井戸の水、ご利益ありそうですね。
こちらの末社は「梅丸大神」
こちらも霊験あらたか、御利益ありそうです。
しかし、なんて素敵なお名前。
歌舞伎好きとしては、
中村梅丸さんのことを考えてしまいます。
クイズです、
こちらの菅原院天満宮の隣の建物はなんでしょう？
正解は、おかきの『播磨屋本店』です。
カフェもあります。
だめだ、歌舞伎好きが「播磨屋」という字を見ると
完全に歌舞伎にしか見えない。
中村吉右衛門―播磨屋一九九二~二〇〇四
近くには護王神社などもあります。
イノシシさんで有名な足腰の神様ですね。
ホームページ
駄目だ、イノシシと聞いても歌舞伎好きは
『仮名手本忠臣蔵』を考えてしまう。
イノシシと間違えられて火縄銃で撃たれるたむおの図
『仮名手本忠臣蔵』といえば、思い出した。
ここから徒歩２分ほど。
お食事は、丸太町十二段屋さん ホームページ
こちらは、『仮名手本忠臣蔵』の十二段にちなんで、
甘党十二段というすごい献立もあります。
ちなみにお店の紋も二つ巴。
一番有名なのは「お茶漬け」。
京都で「何にもおまへんけどお茶漬けでもいかかです？」っていう例の「お茶漬け」じゃなくて、
ご飯と何種類ものお漬け物のセットです。
あとは、近江牛のしゃぶしゃぶ、ステーキなどもありますよ。
こちらは、ささやかながら我が家の庭より。
引っ越して今年初めて咲きました。
南天（なんてん）の花です。
難（なん）を転（てん）ずる「南天」ということで鬼門の方角に植えてあります。
お体を崩されている方、仕事や人間関係などで困られている方、
難を転じられて前向きにがんばられますよう。
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参考記事
・寺子屋の前に（『菅原伝授手習鑑』一段目から三段目）
・寺子屋の前に（菅原天満宮神社 案内）
・『寺子屋』（「寺入りの場」紹介）
・『寺子屋』(初めて観たときバージョン)
・『寺子屋』(歌舞伎座こけら落とし 観劇レポート)
・『寺子屋』the Final（『菅原伝授手習鑑』五段目）
・首実検
・首実検比較
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人形浄瑠璃文楽名演集 通し狂言 菅原伝授手習鑑 三段目 [DVD]
菅原伝授手習鑑 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻(3))
このシリーズ、初心者にはありがたい。
「菅原伝授手習鑑」精読――歌舞伎と天皇 (岩波現代文庫)
結構大胆な仮説なんですけど、
読んでみると説得力ありました。
読み応えありです。