2012年9月大阪松竹座夜の部 その2 | はじめての歌舞伎!byたむお

はじめての歌舞伎!byたむお

  ◆「興味はあるけどみたことない」、「何回かは観たことあるけど」
  という人のための歌舞伎案内のページです。
  観劇日記や歌舞伎の情報のまとめの他に
  グルメ、国内観光、温泉情報などもあります。

2012年9月の大阪松竹座の観劇日記の続きです。

中村座の襲名には、各方面からのお祝いとして、

    「花」ではなく「飾り絵馬」

2階のロビーに、ずらりと(それでもごく一部でしょうが)飾られてありました。

野田秀樹さんとか田中麗奈さんとかの芝居関係の方だけではなく、
東京事変とか私の愛する『新ばし しみづ』さんとか『鮨まつもと』さんまで。

寿司のことはおいといて、後半です。

まずは、『雨乞狐(あまごいぎつね)』 舞踊劇です。
はじめて観ました。それ以前にポスターを見て、
源九郎狐(げんくろうぎつね)そっくりと思っていたのですが、
その子孫という設定だったのですね。



劇のストーリーで感動するのもいいですが、
舞踊での感動は(ほんとにいい舞踊だと)、
心の深いとこまでズドーンときていいですねぇ。




そして最後は上方の人情劇
『雁のたより』です。

芸達者な翫雀さんの町人役、
関西の劇場のお客さんの心をわしづかみです。

町人の髪結いの翫雀さんに惚れてしまう、
お殿様の妾(めかけ)の中村壱太郎さん(翫雀さんの長男)と、
その恋を邪魔しようとする企ての片棒を担ぐ女の扇雀さん(翫雀さんの弟)。


最後は、まあ歌舞伎ではよくある話だとは思ったけれど、
急展開だったので驚きました。

さて,芝居がはねた後は晩御飯です。

大阪ではどこにしようかといつも悩んでいましたが、
坂東彌十郎さんが 4日ほど前にツイッターでつぶやいていらっしゃった、
フレンチビストロ『ヴィスコ』さんへGO!

感動でした。終電ヤバかったけど。