‘偶然の一致’という言葉がありますが、

最近続けて見聞きしたので不思議に感じました。

というのは、俳優がドラマ・映画で演じた役と同様のことが
現実世界で起こるという話です。
 
‘LIVE’という韓国ドラマで飲酒運転が問題になる役を演じたペ・ソンウさんが、
昨年末飲酒運転で摘発され、出演ドラマを降板したというのです。
 
じく韓国ドラマ‘太陽を抱く月’で、
依頼に応じヒトを呪い殺すような巫女役を演じたチョン・ミソンさんが、
一昨年自ら命を絶ちました。48歳でした。
 
一方、映画‘ドクターストレンジ’で正義の味方を演じる
ベネディクト・カンバーバッチさんは、
街角で起きた争いの仲裁に入り、自転車の配達員を救ったことがあるそうです。
 
これらは、たまたま起きた事と受け流してしまえばそれまででです。
が、異なる見方が出来なくもありません。
 
例えば、キリスト教の宗派によっては
‘物事は全て神が定めた理によって生じている’という考え方をします。
仏教でも、全ての結果には原因があるという‘因果の法則’が存在します。
 
これらの考え方を上の3つの話に重ねてみると、違う見え方がしてきます。
 
 
偶然?必然?どちらを採用するかは個人の自由です。
けれど何れにせよ、日々起きた出来事を自分から切り離すことは不可能です。
となると、周りに起こる事象を生かすも殺すも自分次第になってくるような気がします。
 
・あの経験があったから、今の自分がある
・当時は大変な出来事だったけれど、
 あれを乗り越えたお陰で力がついた
・ニュースで見た事件を自分事として捉えていたから、
 いざ我が身に同じことが起きた時に善処出来た。 
などなど、過去の事象を良い意味に解釈出来たり、前向きな縁に転化していけると
ハッピーになれるのかもしれません。