自分の読書歴を振り返ることが出来る為に登録したので,ここで今月の分を振り返ってみようと思う。
先ずは1冊目。
『ペンギン鉄道なくしもの係』(著:名取佐和子 幻冬舎文庫)
“ペンギン”というキーワードに惹かれてタイトル買いしたこの本。
実は森見登美彦氏の『ペンギン・ハイウェイ』と言う本がお気に入りで,昨年6月頃に読んだその本と同じキーワードにしてやられた。
内容はそれなりに面白かったけど,どうも一押し足りない感じ。
物足りなくても個人的にこう言う話は好きです。
続いて2冊目。
『初恋ソムリエ』(著:初野晴 角川文庫)
私個人が好き好んで読んでいる“ハルチカシリーズ”の第二弾。
吹奏楽経験者として手に取って読み始めたこのシリーズ,面白い!
ただ,高校時代を思い出してブルーになるのは……致し方ないかな。
ブルースを聞きながら読みたいところだけど,やっぱり吹奏楽話のBGMはかつて自分が吹いた事のある曲がいいいね。
ホルストの『吹奏楽の為の組曲』を押すね!
更に3冊目は,
『空想オルガン』
そして4冊目は,
『千年ジュリエット』
これも“ハルチカシリーズ”だ。
兎に角,私は中学高校時代を思い出して身悶えしてしまう。
過去に縛られているのかなって思うけど,どんなに無かったことにしたい過去でも私は私だもの。
ああ,思い出すだけで恥ずかしい。
数年前,地元のコンクールを聴きに行った時に中学時代の後輩と遭遇してこう言われたっけ。
「先輩ってそんな声していたんですね!」
あはは,笑うしかない。
中学三年という時期に男子部員一人で周りとも顧問とも副顧問(これが副担任だったんだ)とも馴染めず幽霊部員だった私には,パンチのある台詞だったな。
なんてことを思い出す吹奏楽関連の小説たちとはお別れして5冊目!
『流れ星が消えないうちに』(著:橋本紡 新潮文庫)
大学時代に友人から借りて読んだ『半分の月がのぼる空』の作者,橋本氏の一冊。
ライトノベル作家による一般書籍……と言っても現代社会ではライトノベルの区別があやふやだから,あくまでレーベルによる区分けしか出来ないんじゃないかなあと思う。
だからか凄く読み易いし共感し易い。
と言っても今は社会人の私が,かつての大学時代や高校時代を振り返って懐かしんでるってだけかもしれない。
恋愛モノとしては中々面白い切り口と展開だと思う。
……そもそも私は恋愛ものをそんなに読まないけれど。
そして6冊目が,
『愚者のエンドロール』(著:米澤穂信 角川文庫)
“氷菓シリーズ”の第二作目。
アニメで有名になった『氷菓』だけども,アニメを全編見た後に舞台となった飛騨高山の地を訪問したのに,原作は『氷菓』しか読んでいなかった。
そこで原作を読もう!と意気込んで手に取った一冊だ。
アニメでは描き切れない辛勝描写や些細な違いなど,「あ,なるほど」と思わせることが出来るのが小説の良さかな。
映像と音声に頼っていてはやっぱりダメだ,と再認識。
続く7冊目も“氷菓シリーズ”の,
『クドリャフカの順番』(著:米澤穂信 (角川文庫)
舞台は文化祭。
ああ,私もこんな充実した文化祭を過ごしたかった。
オープニングセレモニーと文化部のステージ発表だけが取り柄の吹奏楽部なんて……。
私の高校は一般公開すらない湿気た文化祭だったし。
ああもう!そんな過去はいいや。
フィクションだから楽しめる部分もあるけど,私はこういった本の中の文化祭で楽しんでいる。
……取り戻せない青春を本の中に見ているだけなのかもしれないけれど。
そんな感じで8月は7冊読了と言う結果でした。
うーん……もっと読んでいた気がするんだけどなあ。
こんなものか。

そんなこんなで娯楽小説ばかり読んでいた私だけど,ひと月に七冊ってのは快挙みたい。
明日から来月(9月)だけど,“氷菓シリーズ”も2冊残ってるし(書店取り寄せ中)積本もあるし,いよいよ読書の秋本番ってことかしらね。
そして何よりも大事なことは,インプットした情報をアウトプットするっていうこと!
娯楽の為に読んでいただけじゃそこで終わっちゃうものね。

