そこで俺を出迎えたのは荒れ果てた庭だった。
それはまさに未開のジャングルと呼ぶに相応しい,夏の雑草の生命の力強さを感じさせる庭だった。

(´-`)<庭師の息子としてこれは看過できんなあ。
と言うことで翌日(7月2日)。
巨大樹の森を開拓する準備を整える。
いっそのこと「焼き払え!」と命じるが如く一掃してしまいたかったが,住宅地でそんなことが出来るワケもなく,近くのホームセンターで道具を一揃えした。
そして箪笥の奥に仕舞い込まれていた懐かしの作業着を引っ張りだし準備完了。

大学時代の作業着は主に測量実習という大変な実習の思い出が染みついている代物で,そう言えば測量を指導してくれた先生は既にお亡くなりになっていたなあ,としみじみしていた。
さて,この時期の屋外作業において最も始末が悪いのが夏の風物詩,蚊だ。
( ・∀・)<ふふん,こちらには買ったばかりの秘密兵器があるのだよ。

煙草は吸わなくてもライターくらいは持っているのは主にコレの為だ。
着火するとこれぞ夏!という線香の香りが豚の口と鼻から広がる。
( ・∀・)<さぁ作業開始だ!っとBGMがなくちゃいけねぇ。PC起動,ミニコンポ接続オーケー,Xアプリ(笑)起動,システムオールグリーン!
やたらテンションを上げる為に数年前に買い溜めした東方ロックを垂れ流す。
大学時代に研究費で買ったAIGLEの長靴を履いていざ巨大樹の森へ。
そして大量の蚊に襲われる。
(´・A・)<なんてこった,蚊取り線香があっても虫除けスプレーが無い。
( ・∀・)<しかし作業着を着ていればどうということはない。
部屋から流れ出る音楽を聴きながら黙々と草刈をする。

溜まった草を土嚢袋に詰め,ふと家の角を見ると,
( ゚д゚)<蜂の巣だー!

( ゚д゚)<しかももうひとつあるー!

( ゚д゚)<やべっ!蜂の巣落とした!撤退だ!
慌てて家の中へ逃げ込む。幸いにして蜂が追ってくることはなかった。
しばし休憩して再び庭へ向かう。
蜂の脅威も去り,黙々と草を刈る。
外から見ると家のボロさが目についた。

( 」゚Д゚)」<やーい,お前ん家おっ化けやーしき!
どこからともなくそう言われた気がした。
どのくらい経っただろうか。
庭と玄関周りの草刈りを終え,庭木の剪定も適当に終えた頃には日が暮れていた。
そして山積みの土嚢袋。

翌日は液体タイプの除草剤を撒き,数日放置して様子を見た。
次の週末には顆粒タイプの除草剤を撒き,さらに様子を見た。
そして仕事に追われ,数週間が過ぎた。
ようやく今日(7月21日)になりやる気も出て,姉と二人で選挙の投票に行った後,昼過ぎから庭仕事を始めた。
実はその前に姉の使い古したベッドの解体作業もして汗だくだったのだが,不思議とやる気のある時は動けるものだ。
ベッドの回収で業者に数千円払うくらいなら自分で解体してゴミに出した方が安上がりだということも原動力の一つかもしれない。
さて,今日は枯らした草を取り除いた後に再び顆粒タイプの除草剤を撒き,防草シートを敷いた。
これでようやく庭がすっきりとした。ついでに蚊の発生も抑えられるといいのだが……。
以下,比較写真。
先ずは玄関周りBefore。
学生時代に使っていた俺の洗濯機も放置されていた。

玄関周りAfter。
草刈りを終えた時刻は19時を回り,すっかり暗くなっていた。

洗濯機は別の場所へ移し,防草シートも敷いてMTBを停めるスペースを確保した。

本当は雨除けも欲しいトコロだがそこまで作る財力も労力も今は持ち合わせていない。
続いて庭へ通じるびみょんなスペースBefore。
ブロックは仕事現場のゴミを持ち帰ってきたもの。
これが後にちょっと役立つこととなる。

庭へ通じるびみょんなスペースAfter。
草刈りを終えたところ。

防草シートを敷き終えたところ。
大分マシになったとそれなりに満足。

そして庭Before。
これは酷いとしか言えなかった当時。

庭After。
草刈りを終えたところ。

そして今日,防草シートを敷いたところ。

玄関前にあった俺の洗濯機は庭の奥へと移動させた。

土台は現場のゴミだったブロックで,室内から庭へ出る所にはこれまた現場のゴミだったタイルを置いてみた。
因みに写真右側のスクラップはベッド解体後のスプリングである。

本当は砕石でも敷いて不陸をなくしてしまいたかったけど,そこまでの財力と労力も(以下略
仕事現場で出るゴミは大抵ゴミなのだが,ちょっと工夫すれば自宅の外構で使えるんじゃないかと思うものが多々ある。
ちょっとでも再利用できるものは貰っておいて損はないな,と考えているからどんどん物が増えてしまうのが実情だけれども。
その一例がこちら↓

上司がゲーセンで取ってきたものだが,事務所撤退とともにゴミに出されていたもの。
台座が無くなっていたがなんとなく持ち帰ってきてしまった。
もちろん姉にはいい顔されない。
その分,今回みたいな庭仕事してるから良いよね。
それにしても,あくまで賃貸だからエクステリアを本格的にやろうと思う気にもなれないのが本当のトコロだ。
土地も家も自前のものなら好き勝手にいじくりまわせるのにな,と常々思う。
ああ,家が欲しい!
土地も家もある田舎に帰ろうかしら。