長林寺(福禄寿さん、足利市西宮町2884)
今日は、先週素通りしてしまった、
長林寺さんに行って来ました。

 文安5年(1448)足利に拠点を構えた長尾景人が先祖の菩提所であった長雲寺に越前より大見禅龍禅師を招いたのが始まり。この時、寺名を龍澤寺に改めた。  

二世住職の傑傳禅長の代に、三代城主長尾景長が
寺名を長林寺に改めた。長林寺は当初は
足利市山川町にあったが、元和元年(1615)に
現在地にうつる。 

寛永年間(1624-43)に諸堂が整い、
慶安元(1648)将軍家光より朱印地
十二石三斗が与えられた。

また、元禄10年(1697)住職萬山汰拶の代に
本山永平寺より常恒結制(じょうごうけつせい
(常設の修行道場))の 寺として認可された。

以後、明治維新を迎えるまでの170年間、
曹洞宗公認の修行道場として数多くの僧侶を
育成した。
文久2年(1861)山門を除く諸堂を焼失。  
現在の本堂は昭和4年(1929)に再建された
鉄筋コンクリート造で、平成16年に国の
登録文化財に指定されている。

福厳寺(布袋尊さん、足利市緑町1丁目3270)

寿永元年(1182年)に、藤姓足利又太郎忠綱が
父俊綱と母の菩提(死後の冥福)を供養する為に
理真上人を勧請開山として開創された。

その後、南北朝時代の康永二年(1343年)に
鎌倉建長寺開山蘭渓道隆(大覚禅師)の法孫、
實堂権禅師を開山として禅寺(臨済宗建長寺派)
になり現在に至ります。

足利義兼公(足利氏二代当主・尊氏は八代当主)と
時子(北条政子の妹)の持仏と伝えられる
子安観音を秘仏として祀られております。

ご本尊の釈迦如来(足利市重要文化財)は、
足利義兼さんの頃から祀られている仏像です。
・足利七福神、布袋尊
・足利坂東31番札所

本堂のなかで、お釈迦様や布袋さまに
ご挨拶した後、外にでると、寺猫ちゃんが
お見送りに来てくれました。

手を出すと、ゴロゴロ言って撫でさせて
くれるのですが、カメラを向けると
距離をとってしまう、恥ずかしがりの
猫ちゃんです。

今日のランチは、お菓子やさんの
栗蒸し羊羮は売り切れてしまいますので、
お昼前頃までに、購入ください。