はい、このゆで卵はボランティア活動の
時の私のタンパク源でした。








大阪から北海道米農家に嫁いで26年目突入の
タムタム・ヨーコです!





先週の土曜と日曜、北海道胆振東部地震の
被災地安平町に二日間ボランティア活動に
行って来ました。



なぜ安平町かと言うと、この方↓
我が息子が小学校1〜2年の時に
教頭先生でお世話になった米村先生で、
ご実家が安平町早来で、退職されてあちらに
戻られていたので心配でした。





早朝蘭越を出て、早めに
ボランティア集合場所で先生と
対面出来た時は、安心して身体から
力が抜けたのが忘れられません。 
感動の再会〜なのに、2人とも
ベタなピースとサムズアップ✌️👍
被災地で被災者本人と〜
私と先生、笑ってしまいました😆





ご夫婦とも水こそまだ出ませんが、
避難所からご自宅に戻られていて、
自分達はまだ良い方だと、明るくされて
いたのでお二人とも強いな〜と思いました。




それもそのはず。
このお2人新婚当初、石狩の方で水害にも
遭われてて、その時は天井まで水に浸かって、
家財道具全て破棄したらしく
それに比べたら全然マシだそうです👍
なるほど〜
同じ町内でも被害の差が大きいみたいです。







さて、ここでボランティアに行く為の
手順を少しご説明しときたいと思います。
今はどこの被災地でも、まず、現地の
災害ボランティアセンターが立ち上がり、
受け入れ体制が整ってからでないと、
現地入りする事は出来ません。





今回も、しばらくは行きたくても
行けませんでした。
ニュースでセンターが立ち上がり、募集を
開始したと知ってからまずは行こうと思う
①被災地各市町村ごとのセンターに登録して、
②ご自分の地元の社会福祉協議会にて、
災害ボランティア保険に加入する必要が
あります。↓
現地でも入れますが、それはあちらでの
業務の邪魔になるのです。







③事務的準備を整えて、登録センターからの
支援要請を待ちましょう。
メールなどで送られてくる支援要請に
エンントリーして初めて行けます。
私達に出来る事は、体制が整うまで待つ事です。






で、いざ現地に入る時は各自の食料や水は
自分達で用意する事は鉄則ですね。





私は水も9L、ゆで卵をはじめ車には
家にある食料を掻き集めて積んで行きました。
ポカリの容器も水です。








今回の北海道地震は、全道規模の停電が
続いたので、途中のコンビニに寄っても
棚は空っぽ。私はおにぎりや冷凍していた
パンを持って行きましたよ。
コンビニにモノが無い光景は、私は
初めて見た事の一つです。





先生に少し街中を案内してもらい、かなりの
ダメージを肌で感じ、信じられない光景です。
戦争中にタイムスリップした感じ。







ちょっと写真を撮るのもはばかられたかな。





さて、時間が来たので受付し






 

今回は、同じくボランティア活動に来た
学生さん達とペアを組み、
町が発行した号外をポスティングする
ボランティア。誰一人として困難者を
出さないと言う、ボランティアセンター
プロジェクトです。住宅周辺には家から
運び出された家財道具が
あちこちに出されてました。
やはりそれを撮る事は、出来ませんでした。






この時のペアの心太郎君は、私の蘭越町の
名札を見て、自分の親の出身地、祖母も居る。
お父様が、私の夫の弟とお友達だったようです。




世間の狭さ、いや縁がある人とは出会うんだな〜





ポスティングで回った地区の奥様達が、
みんなでできなくなった農家さんの代わりに
お喋りしながら枝豆をもいでおられました。
そして、私達に
『来てくれてありがとう〜おつかれ様ですね』
と明るく声をかけてくださいます。↓








ボランティアセンターには、農家の人がお昼に
トマトを差し入れてくださいました。↓






現地の皆さんは、その時からしばらくは
こんなに明るくはいれなかったと思いますが、
今は前を向いてますよね。
そんな雰囲気を感じてきました。
おつかれ様です❣️





午後からと翌日丸一日は、札幌の
児童施設が子供食堂を提供して
食堂やプレイルームを解放しているところの
ヘルプです。だって子供達が好きだから志願。






とても怖い思いをした子供達を、
幼い子にはほぼ一人に一人付くくらいの
体制で 保育していました。





屋内でのゲートボール施設でも、
子供達はみんな走り回って、汗だく。
それにしても立派な施設。
普段はご老人達が楽しんでるようです。





私も小学生の男の子達とサッカーや野球を。
幼い子達とは絵本読んだり、汽車ぽっぽしたり
子供達にとって楽しい時間になってくれたなら
良かったなぁと嬉しくなりました。





ただ一つ気になる事。





各地からの支援物資が届いてて、
子供達の水分補給にドサッと置かれて、
ペットボトルや缶に手をつけては、
名前こそ書いてはいても、最後はテーブルの
上に放置されてみんな帰り、その後の
片付けでボトルや缶に残ったのは、
シンクに流してしまうのをやってて、





断水で困ってる災害時に、逆行してるよな〜
子供達が欲しがるまま、糖分たっぷりの
ジュース与えて身体と心に良くないな〜




とか、個人的にやり方には物申したい
衝動にかられました。




不安定な状況で子供達の気持ちを一番に、
多少の事は目を閉じてくださいと
最初に言われていたので、私も今回は
黙ってましたが、災害の時だからこそ
水や物の大切さを子供達が感じる時で、
子供達の栄養も大人はどうすればいいか
を考える時だと思ったのです。





巷のスーパーやコンビニで物を買い占める
大人になりそうで。だって、今あるもので
どう過ごすかを考えさせてないのですから。





そして、
栄養素が足りてないと、イライラ、
オロオロ、プクプクの感情が先立ち、
気持ちを安定させることが難しいのです。




でもね、これも私はあの怖さを知らず、
被災地に居る者ではないから、間違いかも
しれません。今はそれを言う時ではないのかも
しれません。




私が地元で災害活動する時には、
こうしよう、ああしよう、
と考えさせていただきました。




この時は三連休で多くの登録ボランティアが
来られてました。でも、
被災地の支援は平日も毎日続きます。
私も自分の稲刈り作業が始まり、その後は
行けてません。ごめんなさい。
メールによると、この連休で住民の皆さんの
要望を、ほぼゼロにしたいと言う事です。
この連休に行かれているボランティアの
皆さん、頑張ってください。






今回、お友達になった札幌の大学生の二人。
静香ちゃんと心太郎君。







静香ちゃんは、来月のファームタムタムでの
稲刈りイベントにも前泊して遊びに来る事に❣️
出会いもまたありがとうございます😊






さて、1日目の作業が終わり千歳に帰る前、
町内で早くも営業開始していた有名な
レストラン『みやもと』さんで、
カマンベールコロッケ定食を食べて、
地元にお金を落としてきました。
美味しかったよん。サービスのゆで玉子も
いただきました。




2日目はカマンベールソフトクリーム再開
だったので、迷わずソフトを。






  




千歳の道の駅サーモンパークの側には
銭湯があるので、汗を流す事も出来ます。
『末広湯』



これまた2日目の帰りには、番台の女将さんが
ボランティアおつかれ様〜とオロナミンCを
くださり、思いは繋がるのを実感した出来事。








車の後ろシートをなくして寝袋敷いて、
意外と快適にぐっすり寝れました。
千歳〜安平町は車で20分。
朝はゆっくり出来、朝ごはんも作れたよ。






この先、まだ必要とされることもあるかと
思います。可能な方はお願いします。



















沢山の方々の温かいお言葉を胸に、
初めてのボランティアで感じた事です。



若者達が大勢動いていて、
時間に余裕ある年配の方も沢山活動して



それぞれのやれる事をやる。
それでいいと思います。



現地に行く事だけが支援でない。
募金は一番大切かもしれません。
だって、とても必要ですから。



現地での買い物や食事も大事な支援。




日本各地での災害復興はまだまだこれから。
何ができるかを考えながら、自分の
生活をしていこう。





長いブログを読んでくださり
ありがとうございます😊




またね〜