こんにちはかっぱさんです。

2月16日で妻が60歳を迎えました。

いわゆる還暦という年です。

本当ならお祝いをしてあげる年です。

しかし、今は妻はいません。

昨年の8月8日から行方不明です。

悲しい現実です。

原因となったのが認知症です。

皆さんも私のような立場にならないように

認知症のことを知ってください。

 

 

 

 

 

今日は認知症の種類別の症状を知ってください

 

認知症の種類と症状

アルツハイマー型認知症 
全認知症の半分以上をしめる代表的な疾患です。
脳が少しずつ萎縮して発症します。
脳の神経細胞がダメージをうけ、記憶力や判断力が低下します。
記憶障害から始まり、日常的な生活の動きがだんだんできなくなるのが特徴的な病状です。
 
 
 
脳血管性認知症
脳の血管障害、脳梗塞や脳出血によって起こる認知症です。
脳梗塞や脳出血などが起こって細胞が壊れてしまった場所では、機能が低下してしまいます。
感情がコントロール出来なくなる感情失禁、めまい、しびれ、言語障害、麻痺などが症状として現れますが、発現にはムラがあります。
 
 
 
レビー小体型認知症 
脳内の神経細胞内に「レビー小体」という異常な蛋白がたまり、脳の神経細胞が徐々に減っていく進行性の病気です。
初期にはむしろ記憶障害よりも注意障害が目立ちがちです。
経過と共に幻視や錯乱状態を呈したり、方向感覚の悪さもみられたりします。
また歩行障害と動作緩慢があり、姿勢障害や失神も多いものです。
 
 
 
前頭葉側頭葉変性症 
脳の前頭葉や側頭葉の委縮がみられる精神疾患です。
もの 忘 れよりも性格変化やコミュニケーション 障害、行動障害が目立つのが特徴です。
人格が変化し、非常識な行動が目立ちます。
同じ言動を繰り返したり、毎日同じ時間に同じ行動をする等の病状も見られます。
少し進行すると失語が目立ってきます。
定刻に同じ場所を回り歩く「周徊」も特徴的です。
身体機能の低下が明らかになり、コミュニケーション能力を失って重度の認知症状態になります。
 
 
 
 
かっぱさんの妻の場合は前頭葉側頭葉変性症の中の意味性認知症という病気でした。
前頭葉側頭葉変性症の病状に加えて物の名前や行動の意味が理解できませんでした。
ですから自分の名前は言えません、住所、電話番号も言えません。
名前という単語が理解できないのです。
ですからもし妻に似た人を見かけられたら「荒川泰子さんですか?」とお尋ねください。
自分の名前は憶えているはずです。
全国の皆様のご協力を切にお願いいたします。