こんにちわ、かっぱさんです。今日も読んでくれてありがとうございます。
今日は、ひとつ成功脳のつくりかたをお伝えしたいとおもいます。
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【1】成功脳はつくることができる
過去の嫌な思いを避けて、うれしかった思い出を再現しようとするのは、生き物として当然のことです。
そのうち嫌なことは目に入らなくなっていきます。
目の前に見えているのに、目に入らなくなります。
今、見えている現実は昨日までの記憶で成り立っているということになります。
でも、それではいつまでも過去を頼りに生きていくことになります。
明日の体験は必要がないことになります。
だからこそ、「未来のゴールのために生きなければいけない」というのがこの本のテーマです。
目の前の出来事が過去の記憶に基づき重要であるか否か判断するのではなく、未来のゴールに貢献するかどうか判断することで、見えるものが違ってきます。
苫米地さんはこれを「スコトーマ(盲点)がはずれる」という言い方をします。
ゴールがないということは、明日を生きる必要はないということです。
どんなに年を取ってもゴールが先にある人は生きようとする力があります。
仮に30代までにお金を儲けて人生をリタイヤした人がいるとすれば、その先長く生きられないでしょう。
アメリカの調査では年齢に関係なくリタイア後平均して18ヶ月しか生きられないという結果が出ています。
自己改革して「成功脳」をつくることで若々しさを保ち、さらに長生きできるようになります。
なりたい自分になるためには、脳のメカニズムを知り、成功脳になるためにシステムを書き換えればよいということになります。
今、自分の腕時計を見ないで、自分の腕時計がどんなデザインをしていたか思い浮かべてみてください。
おそらく、時計コレクターでもないかぎり、正確にイメージできないと思います。
なぜなら、時計を見るときは時計の色、形ではなく、「時間」を見ているからです。
もし、脳が目の前の現象をすべて見ようとフル回転したら一日あたりに消費するエネルギーは原子力発電所1個分ぐらい必要と言われています。
脳の97%は使われていないと言われますが、実際は0.01から0.1%ぐらいしか使われていないそうです。そうしないと人間の一日あたりのエネルギー摂取量(成人男子2000キロカロリー)を超えてしまうからです。
そのために、脳は目の前の現象のほとんどを見えないように制御しています。
人間は一度見たもの、聞いて認識したものは二度と見ようとしなくなります。いわゆる「脳の手抜き」です。
このような脳の選別作業機能をRASと呼んでいます。
RASによって遮断された情報が「スコトーマ(盲点)」になります。
一度見たもの聞いたものは記憶となって、その後の脳の活動をラクにします。
それらの記憶は自然に合成されていき、自分の中の「リアル」として成長します。
合成された記憶は実体験と同じくらいにリアルティを持つことになります。
つまり、目の前の出来事も自分の記憶を通して見ることになります。
人はみな、それぞれ経験してきたことが違うので、その人の数だけ目の前の世界があることになります。
言い換えれば、記憶の再生・合成を行うことで「成功脳」をつくることができるということです。
いかがでしたか? 成功脳は自分でつくることができるのです。
追伸 イザという時頼りになるのは自分だけですよ 自分をよく鍛えて下さいね
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