いよいよ発売!KATO【EF55 高崎運転所】 | ホビーショップタムタム仙台店のブログ

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本日、8月30日

【KATO EF55 高崎運転所】

発売日です!

 

 

今回は、EF55高崎運転所の特集をします!

 

では、早速いきましょう!

 

 

1.歴史

EF55の誕生は、1936年まで遡ります。
EF55の開発には大きく2つの歴史的背景があります。
 

国内の電気機関車の技術的進歩

1920年代、日本では関東大震災による東海道本線全線不通という未曽有の危機的状況を乗り越え、東海道本線の電化が進んでいました。
そんな中、国内メーカーの製造能力向上で1972年に国内初の大型電気機関車EF52が登場しました。
 

「流線形(ストリームライナー)」の登場

一方、海外では工業製品にも美的意匠が重要視され始めました。

1933年、ドイツではフリーゲンダ―・ハンブルガー(DRG Baureihe SVT877)という電気式気動車がデビューしました。
 
日本にも、この流線形のブームが流れ着き、EF55の製造が打ち出されました。
 

2.片方運転専用の電気機関車

EF55の設計の見本となったのが、ペンシルベニア鉄道のGG1です。
しかし、客車と妻部に大きな隙間が出来ることによる過流抵抗への懸念や、将来的な客席後端を含めた全体が流線形になる事を見込んで、折り返し運転を犠牲にして前位が流線形、後端が切妻の形状に設計されました。
 
側面にはペンシルベニア鉄道GG1の模様が銀色のステンレス薄板で施されています。
 
 

3.戦争、歴史の生き証人

太平洋戦争のさなかも、東海道本線での運用は続きました。
戦後、「へいわ」の試運転や進駐軍専用列車などで活躍の場を移します。
EF58の登場により、休車となり2,3号車は解体、1号車は解体を免れ教習用として貸出されました。
 
2015年、EF55 1号機はさいたま市の鉄道博物館にて展示されており、今現在も多くの人々を楽しませています。
 
 
 
以上、EF55の特集でした!
KATOのホームページではさらに細かい歴史や背景を知ることができます。
是非、ご覧になってみて下さい!