夕暮れはずっと伸びて

僕の胸に棲みついた

そしていつの間に僕は

大人になっていた

 

瞳からこぼれ落ちた

しずくはあの日の海だ

変わり果てた未来に

懐かしいひこうき雲光る

 

真実は単純なんだ

大人ぶって忘れかけた

めくるめくこの世界に

振り回され続けた

 

教えてくれたのは

インディアン

羽根をかざした

ローリングサンダー

「虹色の目を覚ましてくれ

愛する兄弟よ」

 

夕焼け小焼けのまちは

今でも美しいまま

 

そして旅に出るのさ

想像を超えるだろう

空の色を描く

こどものように

 

僕らは気づいてゆく

自分の本当の強さに

正しいも間違いも

ありのまま照らし出す

太陽の光り 青空へ

空 空

 

(何千年も前から続いてるんだぜ)