先日出会った男性、仮交際まで進んでいたのですが(結婚相談所入っているわけではないので仮交際っていう言葉は語弊がありますが、「付き合ってほしい」って言われて、まだ好きにはなれていないけれど付き合ったら好きになるかもしれないと思いその旨了承してもらい付き合うことになった関係を指します。)


ご飯をよく食べに行く時にいつもすごーく気になっていたことがあります。


それは「オーダーしたいものを譲らないこと」



シチリア料理のお店に行ったときにパスタを選んでいて、「これがいいな~」と言ったら、

「ここシチリアのお店だし、シチリア名物のイワシのパスタがあるよ」と言われ、その時はなんとなく「じゃあそれにしよう!」となりオーダー。


その後メインを選ぶときに、「どうしよう、これもこれもいいな~」などと話していると「シチリア名物のこれは外さないと思うんだけどな~」と言われ。


言い方がpassive aggressive だな、それがいいなら「それにしたい」って言えばいいのに…と思いました。



それから2ヶ月仮交際しましたが毎回ご飯行くたびにこれでした…。


絶対に食べたいものを譲らない上に、こちらが忖度して譲る形を取らせるというか。


最後に会ったのは中目黒のお店でした。

彼の地元のお店を提案されたのですがもはや遠いし別れるつもりだったので行きたくなく、代わりに中目黒を提案。3つくらいお店を提案したときに、


「中目黒もいいね!次回は中目にしてみようか!○○ならカモのポワレが気になるし、〇〇のフリットとイタリアン水餃子も美味しそう。

〇〇の牛もつ煮とかに玉オムレツも食べてみたい」


と全てのお店で既に自分の食べたいものの意思表示を。

これ、人によっては「ちゃんと送ったお店見てくれているんだな💕」と思うと思うのですが、その前の数ヶ月の譲らない事件のせいで全くそうは思えず…



最終的に決めたお店で会ったとき、ちょっと試してみよう!と思い、カモのポワレが食べたいことを知ってる癖に敢えて別のものを提案してみたんです。


そうしたら、「カモのポワレもあるよ?」と言われ。

ここでちょっと食い下がって「でもこのグリル気になる…」と言ってみました。

すると

「うーん、メイン2つだとちょっと多いと思う。どうする?カモのポワレはなかなかないと思う」と言ってきました。


もうここら辺で心が折れて結局カモのポワレをオーダー。


さらにメインに時間がかかるためその前にもう一品、と勧められたときにも「カルパッチョある!いいな~」と私が言ったときに「しらすとあおさのスパゲッティもあるよ」と言われ。


あ、この人これ食べたいんだ、と分かったのですがまた試験的に


「これからパスタだとメインの前にお腹いっぱいになっちゃうかもなぁ~」とか言ってみました。


すると、

悲しそうな顔で

「○○ちゃん、パスタ嫌い…?」と…。


自分が食べたいものを絶対に譲らないなこの人!!


そしてまた心折れてしらすとあおさのスパゲッティをオーダー。



その後に「このお店に決まったときに、○○ちゃんとここでご飯を食べているときの事を想像してたら、それがこのパスタとポワレだったんだ!想像通りだ!」と言われました。


なんだかもうツッコミどころ満載すぎて閉口。もはや清々しい…



その彼ワインもかなり詳しい方だったので飲み物のオーダーのときも、ここのお店がナチュールワイン推しなことをずーっとネチネチ言っていました。「ナチュールワインかぁ…」ってずっと💦

私が選んだお店だったのでちょっと申し訳ないなと思っていましたが2時間永遠と言われ続けて最後にはイライラしちゃいました…





その日のメニューの写真がまだ携帯に残っていました笑


基本私はお友達とお店に来たときは頼むもの譲ります。何食べたいか確認するし、迷うようなら3個くらい気になるのを挙げてもらって…とか柔軟に。


でも婚活中のご飯のオーダーからこれだと、もう結婚となったときに将来何一つ自分を曲げなそうだな…と思ってしまいました。

彼はとても良い方でしたが、結局別れを切り出した原因の一つはこの「譲らなさ」でした。


私生活でも食器などのこだわりが強く、北欧に行った際30万円くらい食器を買い、日本に送ったと言っていました。

お家に行ったときにお皿洗いを手伝おうとしたら「これ、北欧で買ってきたものでもう手に入らないから触らないで!」と言われ…


ちょっとこだわりが強すぎる人って無理かも…と思っちゃいました。


彼は多趣味ですし、一人で生きていく方が向いているのかな、と思います。

それかこだわりがなさすぎて、なんでも決めてほしい女性にはぴったり!


相性ってやっぱり大切ですよね。

感じた違和感って絶対になくならないので、その感覚は大切にしたほうがいいと思います。