私の田舎、埼玉県秩父市ではちょっと有名な「秩父夜祭」の季節。


12月2日から6日まで、三日のメインを中心に秩父は賑わう。


秩父音頭の歌詞の中にも、

「秋蚕(あきご)仕舞うて 麦蒔き終えて 秋蚕仕舞うて 麦蒔き終えて 秩父ナァーエ 秩父夜祭り アレサ待つばかり」

があって、農家の1年の締めくくりの行事でもある。


今もそうかもしれないが、私の子どもの頃は市内の学校は、3日、4日は臨時休業。

学校が駐車場として使用されるので、授業も休みになるのだが、秩父地域全域が「お祭り」で染まる。

会社も休みになるところが少なくは無かった。


厳しい寒さの中での、お祭り。

澄んだ夜空に打ち上げられる、花火の音はお腹の中にまで響く。


公園には、いくつもの見世物小屋が出て(妖しいものも多かったが・・・)、あの妖しさがお祭りらしくていい。


いまの仕事が順調に進めば、「錦」となるかもしれないが、まだまだだね。

秩父囃子が遠くに聞こえる・・・・