遺産を慈善団体に寄付する人は多いらしい。
相続人が期待していないならば、それもありかと思う。
子どもも賛成する人も少なくはないだろう・・・・が、
遺言書を開けてみたら、自分のことには触れずに「全額をめぐまれない人のために使ってください」とあったら、どんな気持ちだろう。
個人は、子どもは理解してくれるだろうと思っている。
何かが足らない・・・
そう、家族のコミュニケーションだ。
以心伝心がわかりあえる家族ではないということ。
コミュニケーションが取れてこその家族。
まだまだ、勘違いをしている日本人は多い。
ちなみに、こんな遺言の場合でも「遺留分」を請求すれば、慈善団体は返金してくれるらしい。
でも、団体によっては一度手にしたものを返すのは故人の遺志に反すると言うかもしれない。
遺言もオープンにできるようにしないと、あの世に行ってから文句を言われる。
(昨日の相続セミナーでの、一つの話題でした)