卒業 | 蒲公英の綿胞子~第2章~

蒲公英の綿胞子~第2章~

20年前に書いていたブログの再開。
20年も想いあってた僕ら。
でも…環境も状況もかわってしまったね。
そして、当たり前だけど僕らも変わってしまった。
好きだけでは続かない恋。あの頃には戻れないね。

彼女の次男と長女の

卒業式と

引っ越しにともなって

今の仕事場を辞める

彼女に

おめでとう と おつかれさま


そして、そこで

電話もブロック。

僕も君から卒業だ。

いつまでも思い出に

ひたっててもしょうがない。


一歩を踏み出さないと。


おもしろいもので

ブロックしすると

電話ってかかってくるんだよね?

もちろん着信表示だけ。

出るつもりもなかった。


出ても予想ができてしまう会話。

かけてこなかった理由もろもろ。

もぉどうでもいいな。


平穏なさざ波の音だけ聞こえてくる

海の浜辺にいたいから。


眺めてるだけで

休まる時間、癒される時間。


本当に彼女に求めていたのは

自分の欲だけなんだろうな。


う~ん…ちょっとだけ愛が

欲しかったのかな?


ほんのちょっと言葉とかね。


僕は"0"か"100"の愛情の注ぎ方。

だから同じだけ返して欲しいなんて

思わない。

たった"1"だけでよかった。

彼女は、子供たちに""100""

僕がはいる余地はない。


いつからこうなったのかな?


慣れってこわい…

優しさが優しさじゃ

なくなってしまう。

大事なものでも

くすんでしまう。


もお、もどらない時間と

戻らない僕と君の距離。


振り返れば本当に

よい時間と苦しい時間だった。

時間がたてば全部が

きれいな想い出。


時間ってずるいよね…