彼女の次男と長女の
卒業式と
引っ越しにともなって
今の仕事場を辞める
彼女に
おめでとう と おつかれさま
そして、そこで
電話もブロック。
僕も君から卒業だ。
いつまでも思い出に
ひたっててもしょうがない。
一歩を踏み出さないと。
おもしろいもので
ブロックしすると
電話ってかかってくるんだよね?
もちろん着信表示だけ。
出るつもりもなかった。
出ても予想ができてしまう会話。
かけてこなかった理由もろもろ。
もぉどうでもいいな。
平穏なさざ波の音だけ聞こえてくる
海の浜辺にいたいから。
眺めてるだけで
休まる時間、癒される時間。
本当に彼女に求めていたのは
自分の欲だけなんだろうな。
う~ん…ちょっとだけ愛が
欲しかったのかな?
ほんのちょっと言葉とかね。
僕は"0"か"100"の愛情の注ぎ方。
だから同じだけ返して欲しいなんて
思わない。
たった"1"だけでよかった。
彼女は、子供たちに""100""
僕がはいる余地はない。
いつからこうなったのかな?
慣れってこわい…
優しさが優しさじゃ
なくなってしまう。
大事なものでも
くすんでしまう。
もお、もどらない時間と
戻らない僕と君の距離。
振り返れば本当に
よい時間と苦しい時間だった。
時間がたてば全部が
きれいな想い出。
時間ってずるいよね…