皆様ご無沙汰しております。
草笛に掲載された私の短歌10首をご紹介させていただきます。
七人が跳梁跋扈し美術館に熱きアートの旋風起こす
ぐんぐんとキクイモ繁る夏盛り地下の芋らも太りゆくらん
働けば気力知力が蘇る若き人等にまだ負けまいと
歳経るも技術は錆びぬその日からパソコン駆使し図面も描かん
挨拶は「ご安全に」が合言葉現場で交わす親しみ込めて
とび職の逞しい肩揉みたればありがとさんと笑顔が返る
建設の現場に集う人達とリズムに合わせ肩たたき合う
吾よりもはるかに若き者達に時に教える秘伝のノウハウ
朝夕のラッシュが更に増し何処もかしこも車溢れる
一億の総活用のスローガン吾も与してひたすら働く
一首目は夏に行われた「跳梁跋扈」を旗印に行われたメンバー七人の展覧会の模様を
詠んだものです。
二首目は知人から糖尿にいいとキクイモを貰ったものを空地に植えたのですが2Mを超すほど伸びてこれから収穫が楽しみです。
3首目以降は友人から紹介されて8月初めから近隣のコンビナートで3か月働いた時の
歌です。
化学プラントは法定検査があり2年に一回と3年に一回と必ず性能と強度を保証するために国や県の開放点検検査を受ける必要があります。
特に本年は最小公倍数の6年目に当たりほとんどのコンビナートが一斉に止まり労働者が求められました。そのため私のような高齢の方たちもたくさん働いていました。
こうした関係で50年近くプラント建設に携わって来た私も一役買うことになりました。
通勤途上、以前勤めた会社の工場長に3年ぶりに出会いこれがきっかけで12月からまた
2年間働くことになります。
私にとって趣味も大切ですので週3日ほど働かせていただこうと思っております。
履歴書を2通書きたりこの歳で幸せなるや働けること