思いついたらホントにあった ~カセットコンロ式ファンヒーター | 元ガイコツのゆうゆうワイド

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ゆうゆうワイドとは言っても“お色気大賞”で下品な笑いをする“さこみちよ”を目指しているヴログです。市原悦子を演ずる“石崎明子”のような下高井戸(世田谷線)も好きなのですが…。

急に寒くなってきましたね。
そんなある日、自室のガスファンヒーターで談を取りながらボケーっと妄想に浸っていたら
『カセットコンロを使ったガスストーブなんてモノがあったら便利だろうなぁ~』
と思いついてしまいました。


で、さっそくGoogle先生で調べてみたら…ありました


そこから欲を出して、
『ストーブはあるだろうけど、ファンヒーターは無いだろうなぁ……』
と思ったら、コレもありました。

 
http://www.iwatani.co.jp/jpn/newsrelease/detail.php?idx=1240


2015年に発売されたばかりのモノ。
しかも、ファンヒーターで必須となる“ファン”(送風機能)についても、コンセントからの給電や電池を使用するのではなく【ガスの燃焼で発生した温風との寒暖差によって発電させる】と言う、自分では聞いたことのない発電方法で対応しています。


コレの使い道ですが、様々に考えられ過ぎるのです。

 

❶ヒートショック予防
お風呂やシャワーを浴びる際に、浴室の温度とシャワーの温度の寒暖の差によって、心筋梗塞を起こしたりして命に影響を及ぼすヒートショック。これを抑止するのに、このカセットコンロ式ファンヒーターは有用です。
一般的に、浴室に暖房のある建築物と言うのは増えてきてはいますがまだまだ少なくて、高齢化の進行に伴いヒートショックによる死者も高止まりしています。
ヒートショックの予防には浴室を温める事が最善の策ですが、実際に行おうとするとなかなか手間のかかるもの。このファンヒーターを30分も使えば、浴室の温度を上げられるのでヒートショック予防が簡単。わずか5kgと言う軽量でもあるので、お年寄りが運ぶのも簡単です。


❷台所用小型暖房機として
台所に暖房設備のある家と言うのはかなり少ないです。
今までは、それ用に“電気式ファンヒーター”がありましたが、実際に使うと温まるまで時間が掛かるわりに、電気代もかなりかかるというデメリットがありました。
ところが、このカセットコンロ式ファンヒーターを使えば、基本的にガス暖房なので暖まるまでの時間を短縮できます。電源投入から3分もすれば、てがかじかむような状態からは解消されます。特に時間との戦いとなる【朝ご飯】を作るときにはもってこいです。


❸エネルギーミックスとして
ガスファンヒーターとしての即時性がある一方、カセットコンロと言う実情もあり、“使い続ける”のは効果がありません。
ただ、効率よく使う方法は簡単に考えられます。
外出先から帰って来た時、エアコンの暖房を入れても、なかなか“予熱確保”が済まずに部屋が暖まらず、せっかく家に帰ってきたのになかなか暖まれない……こう言う経験を持っていらっしゃる方は少なくないでしょう。
そうしたときに、このカセットコンロ式ファンヒーターを使うのです。自宅へ帰ってきてから5分~10分程度だけをカセットコンロ式ファンヒーターに頼るのです。こうすると、一人暮らし用の1Kレベルであれば外気+10℃まで室温が暖まります。そこからエアコンを使えば、結果的に“省エネ”“ピークカット(時間当たりの最大消費電力を均等化するという考え方。日本で求められている【節電】はこの手法)”に役立ちます。
カセットコンロ式ファンヒーターの連続使用時間は、カセットコンロ1本あたりだいたい100分(=1時間40分)。カセットコンロは1本100円程度で売っていますから、毎日10分程度使用しても月換算をして300円の出費で済みます。
エアコンの暖房で最も電力を消費するのは“余熱確保から部屋がある程度暖まるまで”の間。その時間を短縮できれば、300円/月程度であればモトは取れます。
起床時の5分~10分も併用すればさらに効果が上向きとなりまして……。

 


ここまで書いておきながら
「じゃあ、買うの??」
と訊かれたら、僕が買う事はありません。
なぜなら、うちの部屋には“居室にガスコンセント”が付いており、既にガスファンヒーターとエアコンのエネルギーミックスを使用しているから。


でも、コレだったらガスコンセントの無い実家での使い勝手は多様にあるなぁ……。と思うのも実態でして。
今年はまだ就職活動中の身であり、親にプレゼントができる程の金銭的余裕はありませんが、来冬にはプレゼントできればいいなぁ……なんて思っております。


想像と妄想で思いついた話ではあったのですが、現実社会に存在していたことで、何か新しい対応が考えられそうです。