前回103系KOKUDENのヘッドライトを点灯化しましたが、

次はテールライトを点灯化します。

 

テールライト点灯も、一両のみ加工してテールライト点灯専用車とすることで、工程を短縮します。

 

このKOKUDENという製品は構造が今の製品とは異なっており、先頭動力車以外は床が外れず、屋根から外すようになります。

分解するとこうなります。

床部分のパーツは座席パーツを含めて、すべて使用しないと爪がはまらない構造になっていますので、加工するには工夫が必要です。

そのため、パーツを残しつつ、適宜穴を開けて点灯化することにします。

 

まずはテールライト部分に0.5㎜ピンバイスで穴を開け、0.5㎜光ファイバーを通してみました。

この光ファイバーに手作りライトユニットを接続したいのですが、座席パーツを車両にはめる必要がありますので、光ファイバーが通る穴を座席パーツに開けました。

穴は2.5㎜ドリルを使用しました。

次に光ファイバーに手作りライトユニットを接続します。

 

ライトユニットは、前回と同じ構造で作りましたので、工程は省略します。

仕様は、

 直径3㎜赤色円筒型LEDを使用

 抵抗は2KΩ

 逆電流対策の整流ダイオード取付

にしました。

 

抵抗は1KΩでもいいのですが、あまり光が強すぎると風情がなくなるので、何となく2KΩを選択しました。

 

台車からの集電・通電方法ですが、

①台車に集電スプリング付き台車集電板を付けて、床下に接触させる

②床下の集電スプリングが当たる場所に銅板を貼る

③その銅板を床下に開けた穴から車内に通す。

④手作りライトユニットと銅板をはんだ付けし、光らせる。

 

という感じにします。

 

まず床下に3㎜の穴を開けたところです。

写真横に見えるのは手作りライトユニットです。

 

穴は車内まで座席パーツも貫通しています。

床下に銅板を両面テープで張り付けて車内に通します。

車内に通した銅板とライトユニットの足をはんだ付けします。

ライトユニット先端の3㎜パイプ部分に光ファイバーを入れます。

このままでは光が漏れますので、遮光のために黒色絶縁テープを貼ります。

テールライト先端の光ファイバーを切断して、屋根を戻せば完成です。

写真では左右の銅板が接触するとショートしますので、その後絶縁テープを貼りました。

 

無事点灯しました。

 

台車の集電加工は次回書きたいと思います。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ
にほんブログ村