計算問題で大切なのはスピードです。“解けるから大丈夫!”という発想を持った時点で受験勉強というモノが分かっていないと思います。

“解ける”と言っても公式に数値を代入しているだけではないですか?誰でもできますよ?なのにどうして差が開くのでしょう?

数学のできるヒトが計算しているのを見たコトありますか?恐らく目で追えないスピードです。計算を簡略化する術を知っているヒトの計算になったら、もう何をしているのかも分からないのではないかと思います。

計算は腕力ではなく工夫だと言うヒトもいますが、まずは腕力です。工夫というのは腕力が備わっているヒトが更にスピードを上げるためのモノで、そもそも腕力のないヒトには工夫のしようがないのです。

同じ時間だけ問題を解いても計算スピードの差の分だけライバルは多くの問題を解けます。仮に1日1題ずつ差が開いたら…。

実は受験勉強には“それ以前”の項目が幾つもあるのです。

巷で“基礎学力”と呼ばれるモノ以前の段階すら整っていない受験生の方が多いような気がします。
漢字の読み書きやってますか?

配点率かなり高いですよよね?

時間を掛ける意味があると思いませんか?

国語全体の勉強量を10割とした時に、配点率から考えて比率を高めるべき項目です。解答に時間を掛けなくても済むのですから、地道に勉強すれば効率の良い得点源になります。勉強量全体の2割程度を目安にても決して多過ぎではないと思います。

高校受験の場合“【読みなら】漢検の準2級レベル・【書きなら】3級レベル”が満点獲得の目安になります。

センター試験なら“漢検2級レベル”が満点獲得の目安になります。

じゃあ~該当するレベルの問題集を買ってやってみよう!と思ったアナタ…考えが甘いですよ!4級レベルからしっかり確認しましょう!読むコトはできても書けない漢字が意外と多いと思います。

該当レベルの問題集だけを買って済ませてしまおうと思った時点で既に勘違いをしているワケです。薄目のモノで構わないので、各級の問題集を数冊用意して、それぞれ最低3周は回す意気込みで取り組みましょう!なるべくたくさんの漢字を覚えましょうね!しっかり得点に比例しますよ!

コレも意識改革ですね(^^)

漢字練習帳は150字がオススメです。高校受験では、この大きさの文字で書くのが良いでしょう。センター試験はマークシートだから…という発想は厳禁です。ちゃんと書き取りしましょうね!書けないと解けませんよ!

因みに国語の記述問題の解答には漢字練習帳の200字がオススメです。タテ1行が20字ですので、字数の確認が容易です。文房具の選択も大事ですよ!

入試で合格点を勝ち取るには予め“どの教科のどの項目で何点獲るか”を想定しておく必要があります。

例えば【都立上位校の自校作成問題】であれば満点は500点です。この内の理科・社会・英語のリスニングは都立共通問題です。この部分の配点で220点です。コレに漢字の読み書き20点を加えると合計240点です。ココで9割の216点を獲れるとしたら、残りの260点中の半分の130点を獲れば合計点は346点…実際には1.4倍されますから484点…換算内申点が270点以上であれば、日比谷高校以外の高校には合格できてしまうのです。

合格ラインが分かれば現実的な対策を立てられますよね?アトは実行あるのみですよ!(^^)
大学受験で合格を勝ち獲るために必要なコトは…

“合格最低点をクリアするコト”

です。

当たり前のコトにもかかわらず、ほとんどの受験生はそこに意識せずに勉強しています…一体何を勉強しているのでしょうね?(笑)

何せ受験の数ヶ月前まで過去問を見ないのですから、合格最低点が何点なのかも知りませんし、それをクリアするための対策も全くしていないでしょう…特に現役生は進学校に通っていない限りは到底そんな考えには及びません。塾・予備校はそんな無知の受験生(の親)から“あの手この手”でお金を引っ張り出します。まぁ~受かるワケありません…受からせる気もないでしょうから(笑)

もうね、末期ガン患者に希望を持たせるような商法ですよ…騙されちゃった?方々は気の毒としか言いようがないです。“追い込み”などと称して受験までの最後の数ヶ月にウン十万円ですよぉ~それで“映像授業取り放題”だって!(笑)

何時間観たって自分で勉強しなければ意味ないのに…(^^;

受験勉強にはそれ相応の方程式のようなモノがあります。確実に合格する生徒とそうでない生徒との間には受験勉強の初期段階で大きな格差があるのです。残念ながら進学校に通う一部の生徒を除く大半の生徒は“受験勉強らしきモノ”をしているに過ぎないのです。

これから大学受験を控えている高校1・2年生は少しでも早くセンター試験の過去問を入手して己の立ち位置を知り、現実的な対策を立てるべきです。センター試験は良問揃いの最高の問題集です。まずはセンター試験で安定して高得点を叩き出せる実力を付けるコトです。私立大学の個別試験で合格最低点を勝ち獲るのは、その延長線上にあると言えます。

手前味噌になりますが、愚息は高校入学前の時点で既に志望校とセンター試験の過去問を入手して、学校の授業と照合しながら、その授業が将来的に役立つように予習と復習の仕方をアレンジしています。多少は面倒な作業を強いられるコトもあるでしょうが、後々の負担の軽減に繋がりますから、こういった地道な努力は必ず報われます。

まずは能動的に行動してみるコトです。自分の人生を切り開くのを他人任せにしちゃいけませんよ!(^^)