1月に一回記事にした『物忘れ』ですが、

当時、前向きに締めたものの、状況は緩やかに悪化しておりまして…

まあ良くなる訳はないので、あとは程度の問題だと思うのですが、

妻が大層心配して、当時診察してもらった病院を訪ねて、

「実際どうなんでしょう?」と相談に伺ったとのことです。

 

勝手に行動したというところを気にしてましたが、

私としては別に隠す理由もないので、「何か言ってた?」と聞いたところ、

「これ以上の検査となると大学病院しかないですね。

 実は私も旦那さんと同い年で気になっていたので、紹介状を書きますよ」

と言ってくれたとのこと。

 

大学病院は巨大・清潔で、人と受付の数がすごかったです。

予約の管理と受付の順番待ちがシステマチックで、

診察室ごとのTVに、次々に番号が投影されて

整然と人が動くところには圧倒されました。

特に「○○さ~ん、3番へ!」とかいう光景もなく。

皆さん、テキパキと受付から、待合、診察室と、

ご年配の方も多いのですが、慣れた感じで移動していきます。

もたもたしている自分が恥ずかしくなりました。

 

今日は、状態を確認する検査だけです。

前の病院では、箱の中身を記憶できるか、と暗算をしましたが、

今回は、複雑になっていて、

・「何とかさんは、こんな人で、これとこれをやって、

 その後、車で出かけて、途中で何々をして、こんなことが起きて

 うちに帰ってからこれをしました。」

 みたいな話を2つほど聞いた上で、一定時間後に内容確認するもの

・数字が記載されているカードを見せてもらって、

 多数のカードの中から、どの番号だったか答えるもの

・紙に書いてある数字等をルールに従い正しくつなぐことができるか、

 緑色で書かれた『青』の数字を正しく言えるか、

 立方体等の図形を見本通りに正しく書けるか

 といったもの

・あとは、「か」の付くものをできるだけ沢山言って下さいというもの

がありました。

 

私は、特に1番最初のお話の問題が、絶望的に分かりませんでした。

そもそも2つのお話がなされた段階で、

前の話と後の話がごっちゃになって、パニックで話せなくなってしまいました。

「何とかさんが…車で…出掛けた…???」

「他には」

「家に…帰った…???」

といったやり取りに。

2つ目の数字の問題も、次々と見せられるカードの数を、

どれも前に見た気がして、

「あ…、これだったような気が…」とか自信のない回答しかできません。

あとの2つは、まあ普通にできました。

 

その他、機械的な検査としては、

・脳波検査。頭にいっぱいセンサーを付けてレゲエの人みたいな感じで、

 薄暗い部屋のベッドで静かに横になる。

 静かにするのですが寝てはいけないということで、

 向こうで脳波を見ている人は、「あ、この人寝そうだ」と思うと、

 「寝ちゃダメです、起きてくださ~い」とスピーカーで言われる。

 「いや、寝てないって!」と言いたいのですが、

 向こうでは脳波が丸見えなので、今にも寝そうな波だったのでしょう。

・アイソトープ。機械的にはMRTと似た感じで、

 ベッドに固定されたまま、頭の周りをカメラが廻ってました。

 頭と胸の血流の状態が撮影できるそうです。

 

検査としてはそんな風として、

客観的事実の把握が覚束ない状態について、

確かに会社の会議後も、

「今日のポイントは、あれとこれだから、

 ここのところだけ、こんな風に直せば良いんじゃないか」

みたいなことを言えなくなってきました。

 

諸々の発言が右から左で消えてしまうので、

聞きながら、話しながら、ほぼノートに各発言を丸コピーしている状態で

終わった後、全体を通したポイントみたいなものはノートをヒントにしないと復元できない。

そんな状態で初動が悪いから、その場で付加価値をつけられない。

良い部下に支えられて、具体的な話ではチームとして意見できているが、

偉い人が居るところで、最初に的確に楔を打っておかないと、

都度ひと手間増える。結論に大きな影響を及ぼす可能性もある。

勝手に逃げる訳にもいきませんが、

身の振りようを考えなくてはいけません…