春の風が吹いて旅立ちの季節。 様々な 旅立があることでしょう。
人は生きながら何度でも生まれ変わる力を秘めています。
そんな恋人たちの新たな旅立ちを 歌にしましたどうぞお聞きください。
Tamon&TOKU
Special
「旅立ち」
作詞 松尾多聞
作曲・うた TOKU
1
カモメが風に向かうのは
空に高く舞うため
人が涙を流すのは
悲しみを払うため
震える肩に手を添えて
僕が黙りこむのは
その貴方の苦しみを
この身体に流すため
貴方と叶えたい夢がある
それはいつか船になり
荒波を越えて遠く
明日へたどり着く
2
波に濡れる砂はもう
足元まで近づいて
満ちる潮にすべてを
投げ出して帰ろう
人はいつも生まれ変わる
力を秘めている
夕陽は沈みふたたび
朝陽となって昇る
貴方に伝えたい夢がある
今は何もないけど
繋ぐこの手の温もり
信じていてほしい
*
風が吹いているよ
僕らも風に向こう
誰も知らない明日へ
二人で羽ばたこう
貴方と叶えたい夢がある
それはいつか船になり
荒波を越えて遠く
明日へたどり着く
貴方に伝えたい夢がある
今は何もないけど
繋ぐこの手の温もり
信じていてほしい
僕を信じてください
自由詩人 松尾多聞