とくさんとの

秋の歌第3弾

 思いを言葉にしたかった。だから
何年ぶりかでギターを抱えていた。だけれど、指先に沁みるような痛みを感じた。

 あの日の心の痛みのように。

 いつも一緒に曲を作っている、とくさんから曲が 送られてきて 、 今年の7月に
君と海が見たかった
を書いた時の出来事です↓↓

 
 その時の気持ちは 、今日の、この作品になって昇華されました。

題名はセンチメンタル

とくさん!
本年4月より、48作品目の、素晴らしい楽曲の発表!おめでとうございます‼️ 皆さん素晴らしい天才アーティスト! 彼の秋作品をご堪能ください。

Tamon&TOKU


*センチメンタル*
作詞 松尾多聞
作曲 TOKU

センチメンタル

何年ぶりかで
ギター手にしたのは
自分の言葉を
探すためなんだ

愛しているのに
うまくゆかないのは
愚かな自分に
気づきはしないから

指の痛みより心が痛むのさ
旋律が言葉に変わらない
沈む夕日の潮騒の風
言葉を忘れた
悲しい ピエロ

君の笑顔に
答えられないのは
自分の夢を
まだ歩いていたから

君の痛みを知ろうともせずに
後悔が言葉に変わらない
沈む夕日の潮騒の空
首をかしげる
カモメたち

アルペジオ爪弾くように
美しいコードはあったはず
まるでからみつく砂のよう
後ろ姿が離れない

何年ぶりかで
ギター手にしたのは
心の痛みを
感じるためなんだ

愛していたのに
言葉に戸惑った
愚かな自分に
やっと気づいたから

指の痛みより心が痛いから
旋律が言葉に変わらない
沈む夕日の潮騒の中
言葉を忘れた
哀れなピエロ

アルペジオ爪弾くように
美しいコードはあったはず
まるでからみつく砂のよう
後ろ姿が離れない

後ろ姿が離れない


2021年7月13
自由詩人 松尾多聞

作曲とくさんから

この曲は2021年7月に作りました

初めてこの詩を見た時。。。
僕のために書いた詩だ...なんて勝手に想像して。。
だって、何年ぶりかでギター手にしたのは〜なんて出だしなんですから

25年ぶりに去年ギターを手にして音楽活動を再開した僕には本当、自分のために多聞さんが書いてくれたんだ。。

なんて思ったものですが。。

のちにわかったのですが、何年かぶりにギターを手にした多聞さんご自身のことを書いた詩だったみたいです。。。汗

で、早速メロディを付けたかったのですが
7月当時は夏うた真っ只中で。。。
手をつける前に北海道のクリスタルボイス・シンガーソングライターの宍戸健さんが曲にされて。。。

通常だとこの時点で僕の作曲は終了なのですが。。

なにせ、当時 僕のために書いてくれたと思い込んでいた僕は
健さんの素晴らしいバラードを聴いた後でもその詩にメロディを付けたくて

健さんと多聞さんに了解を得てTOKUバージョンを作ることにしました

と言っても健さんの素敵なバラードを聴いた後なので。。。
バラードでは到底敵わないと察知し
ちょっと男っぽいロッカバラードにすることにしました。。。

結果、同じ詩なのですが全く違う曲になったので良かったとホッとしております。。。

この経験が生きて、先日 松塾さん作詞の『 どっちやねん 』と言う詩で
何人かでメロデイをつけて作曲すると言う企画を考えた次第です

良かったら宍戸健さんの『センチメンタル』も合わせてお聴きください
⬇️ ⬇️ ⬇️
https://youtu.be/3uDFSIocJ24

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とくさんとぼくのコラボ
秋の作品第1弾
Forever


とくさんとぼくのコラボ
秋の作品第2弾
黄金色の秋


 それじゃあまた僕のポエムでお会いしましょう 忙しくてごめんねバイバイ