にわか雨


潮騒が眠る頃に
海にできる月の道
登ることをためらって
背を向けた夏の日

私を探し駆けつけて
迎えに来てくれた人
意地っ張りな私の瞳に
にわか雨が降った


後ろから抱きしめて
そっと貴方は囁いた
この世界はそんなにも
決して悪はくない

言葉を探し包むように
うながしてくれた人
乾ききった私の心に
にわか雨が降った

私だって一人きりで
歯を食いしばりながら
生きてきたけど優しさに
心が解かれてゆく


潮騒が眠る頃に
海にできる月の道
登ることをためらって
背を向けた夏の日

乾ききった私の心に
にわか雨が降った

意地っ張りな私の瞳に
にわか雨が降った


2021年7月19日
自由詩人 松尾多聞



投稿した瞬間にアクセスが
上がってしまいびっくりすることがあるよ

そういう設定してくれてるのかな本当にありがとう

今ね人生をかけて

大袈裟だけど

ガス燈

そんな題名の作品を書いています
楽しみにしていてね。




 学生の頃、愛知県の知多半島で一生懸命サーフィンをしていました。そして笑顔の素敵な女性と出会います。

 二人は恋に落ちて、空を仰ぐように未来の夢を語り合いました。白いペンキが何度も塗り重ねられた海の家で、二人は夕日を見ながら肩を並べていました。

 季節が何度も訪れて、少年は社会人になったある日、遠い北海道からあの場所へもう一度訪れます。そこにはもう白いペンキの剥げた、誰もいない海の家が佇むだけでした。

僕はあのとき 
もう一度
君と海が見たかった。

Tamon&Toku With Masaaki


君と海が見たかった
作詞  松尾多聞
作曲  とく

Guitar   Masaaki


君と海が見たかった

白いペンキ重ねた
海を望むバルコニー
サーフボード立てかけ
長い髪を流して

砂を蹴り走る
弾け飛ぶ笑顔
素足の君に憧れて僕は
時が止まってと願ってはあの日
夏の恋は始まった


まるで恋はパラソル
いつか閉じてゆくもの

だけど夢を信じ
語り合った海辺
二人のあすに憧れて僕は
愛する気持ちの幸せをあの日
生まれて初めて知った


何度も季節は過ぎ
君のにおい薄れても
僕には帰る場所があるんだ
あの時のままの少年は今も
約束の夢に生きて

思い出の裏表紙たたみながら
僕はまた君と海が見たかった

まるで恋はパラソル
いつか閉じてゆくもの

白いペンキの剥げた
誰もいないバルコニー


2021年7月11日
自由詩人 松尾多聞
 


Toku さんから


は2021年7月に出来たばかりの新作です。

前2曲の天才自由詩人 多聞さんとのコラボでは
多聞さんから先に詩を預かりそちらにメロディをつけると言う
初めての経験をさせていただいたのですが

今回は多聞さんから再び詩が送られる前に
出来たばかりのメロディを多聞さんに送り、詩をつけてくださいと。。。
リベンジとも言える素敵なコラボを提案させていただきました

するとどうでしょう。。。
天才自由詩人と言われるだけあって
1日で作詞されちゃいました。。。

そして唄ってみると
流石天才。。。全く困るところがなくすんなりとメロディに乗ったのです

本当驚きです
多分 多聞さんは相当な歌い手で。。。きっとメロディを口ずさみながら書いたに違いません
と思えるほど素敵にメロディに詩が溶け込んで。。。

本当にお願いして良かった
そしてこれからも沢山お願いしちゃおうって
そう思えた瞬間でした

そしてこんな爽快なタイプの曲にはもちろん大好きなギターリスト
アッキーさんこと
Masaakiさんに今回もギターソロをお願いして
もっと格好いい曲に生まれ変わりました

アッキーさん今回もありがとうございます
そしてまた、宜しくお願いします。

それでは聞いてください
夏のカラッとした爽やかな旋律にちょっと切ない歌詞が
皆様にひとときの清涼感を与えられたら最高です

良かったらオリジナル夏うたのプレイリストもお聞きください
夏の暑い浜辺やドライブ、クーラーの効いた部屋で聴くのに最適です
          ⬇️ ⬇️




https://youtube.com/playlist?list=PLe...


2021年作

作詞    松尾多聞
作曲•唄   TOKU
ギターソロ Masaaki


トクさんとの過去のコラボレーション


 Kill Me Soon

 


 扉〜とびら〜



皆さん今日もありがとう
だいぶ暑い日が続きます体にご自愛くださいね

それじゃあまた僕のポエムでお会いしましょう

バイバイ