今日の短歌一首

げんこつをひろげし若葉

春風の

ハミングになお寝ぼけ顔して


自由詩人 松尾多聞



 白鳥が編隊を組んで、渡りを行う季節が来ました。 疾走する僕の車の上空を、家族で声を掛け合いながら、時速50 km の速さで飛んで行きます。

 そして北海道の札幌にも、 今日初めて!!ふきのとうが芽生えました。 やっと北の国にも 春がやってきました。

 訪れる生命の春。 今日は僕が新しく書いたポエム「誕生」を皆様へ。



「誕生」

1
どこに行くのか知らないで
生まれ落ちた朝露も
いつか大地を潤して
愛の海へと帰って行く

ありのままにあるがままに
生きるのは難しいの
君も生まれてそんなふうに
生きていたはずなのに


2
夢は夢を見ることで
大事な時に訪れる
そんなこと知っているのに
信じてはいないのかい

信じることは願うこと
願うことは愛のカタチ
生きることは信じること
それを思い出して

3
朝露はやがて海へ
海はやがて流れる雲に
そんなこと知っているのに
意味さえもわからず

ありのままにあるがままに
生きるのは難しいの
君も生まれてそんなふうに
生きていたはずなのに

生きることは愛すること 
想像は愛のカタチ
そう君はそんなふうに
約束で生まれてきた

生きることは愛すること 
想像は愛のカタチ
いつも願い愛すると
約束で生まれてきた

約束で生まれてきた


2021年4月5日 
自由詩人 松尾多聞



美声・美人!!
 マルチアーティストのUSHIさん! が、 素晴らしい才能で 私のポエム 「ハミング」に、 春風のような曲をつけて、天使のような歌声で歌って下さいました。 絶対聴いてくださいね!!

ハミング
作詞 松尾多聞
作曲 USHI

https://youtu.be/BfzSmzjEwjE

「ハミング」
1
優しいあなたの眼差しは
いつも旋律をたたえてる
私はリズムを聴きながら
いつも言葉を探している

ねえ季節は同じでも
今はこんなに綺麗です

ねえはる風のハミングを
言葉にして贈りたい

2
わたしすごく幸せなのに
なぜか涙が流れます
人には別れが訪れる
心配ばかりを重ねて

ねえ同じ季節に生まれ
また貴方に出会いたい

ねえあなたの眼差しの
旋律を決して忘れない


何も持たずに生まれきて
何も持たずに死ぬのなら

せめて心のハミングは
二人のために忘れない


ねえ心から愛してる
涙流れて止まらない

ねえあなたのハミングを
今日も私は歌ってる

ねえ季節は同じでも
今はこんなに綺麗です

ねえはる風のハミングを
言葉にして贈りたい

せめて心のハミングは
二人のために忘れない



 季節の変わり目。 花粉症の人は カルシウムを十分摂取して、 工夫しながら人参をたくさん食べてください。 

 人参は味付けしないで食べると逆に 大切な栄養 を体からかえって奪ってしまいますので、 料理するか、 生で食べる場合やジュースにする場合、 必ずひとつまみの塩を。 症状が著しく改善されますよ。

 それじゃあまた僕のポエムでお会いしましょうバイバイ