自由詩人!松尾多聞のブログ



 「馬鹿なアイツ」

 

馬鹿なアイツに言ってやれ
世間をそんなに気にしても
困った時には世間はいない

 

馬鹿なアイツに言ってやれ
世界の中でアイツはひとり
ほかのだれかとくらべるな

 

馬鹿なアイツに言ってやれ
アイツはいつだって有頂天
そこに魔ものは棲んでいる

 

馬鹿なアイツに言ってやれ
いつでもひとを貶めながら
笑っていきてるヤツもいる

  

馬鹿なアイツに言ってやれ
想像してはこころをくだき
いつも憂いる人たちもいる

  

馬鹿なアイツに言ってやれ
馬鹿を馬鹿だと知ったなら
世の中そんなにわるくない

   

だからアイツに言ってくれ
オイラも本当に馬鹿だから
馬鹿なアイツがだい好きだ

 

 
    自由詩人・松尾多聞






 もう寒い札幌。都心のマンションは特に寒いため、僕はたまに「おでん」を食べに中央バスターミナルの地下に寄る。


 この時期、気温が下がってきて、冷えた体に「おでん」は最高です。日本人の宝。選ぶ楽しみと日本酒に会う楽しみと。僕は大根とこんにゃく。そして北海道ならではの「ツブ貝」だなぁ。


 ここのオデンがまた、何日も煮 込んだのか?何日も売れてないのか?注文するのに微妙な勇気がいるのだが、染みて(しゅんで)ウマイったらありゃしない。6品盛りで確か530円だった か。このお店は「古い人」しか来ないみたいだ。僕が一番の若手だから驚く。きれいではなく、洒落てもいず、安くてうまくて、無愛想な姉妹でやってい る。夕方、たまに定食などを頼む客がいると、あからさまに嫌な顔をしたりする。


 カウンターで大相撲を強制的に見ながら、僕はチビチビと独りでやっていると、隣でどうみても80歳くらいのカップルがいい調子で酔っていた。品の いいおばさまと、お洒落なオヤジだったが、聞こえてくる話しでは二人は古い同級生のようだった。そこで口が悪いがベレー帽などでちょっとお洒落なじ いさんが言う。


隣りから味のある野太い声が聞こえて来た。



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「俺はだめだな。もう恋ができなくなった。いいや、片思いでもよかったんだが、もう出来なくなった。」


としんみり。そこで品のいいおばさまが


「貴方は恋がたいせつなの?どうしていまさら恋なの?」


と、非常に哲学的な話をする。するとじいさんは凄いことを言う。


「ばかもの。わからんのか?


男なんぞバカだからな、


俺みたいにしわくちゃでも女に恋をするから優しくなれるんだ。


しかし、恋が出来なくなったらな、


女が嫌いでしかたがなくなるものなんだ。」と。


僕は唸った。男のサガを。オヤジも哲学者だった。


「おやじさん、いっぱいやるか?」


僕がポーカーフェイスでいう。


「もう、だめよ、このひとに飲ませたら。」


おばさまが言う。


「おう!青年!俺はお前に恋していいか!」


おやじが言う。


「あははは、僕に言ってもしょうがないしょ。。」


「じつはな、おれはこのおばさんを口説いてるんだ。」


「おお、おやじさん、やるぢゃないの。」


はいどうぞ。不機嫌なママが酒を注いだ。


「おうおう、恋っていいもんだぞ。本当の恋はな。笑」


おやじがウインクする。


「ごめんね、このひと病気なの。恋ばかりなのよ。」


僕は、このおじさんの目的は、このおばさんを口説くことだとやっと気が付いた。それなら邪魔してはならない。


「おやじさんもおばさまもありがとう。」って帰ってきたんだ。



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     「 心 月 の 夜 」


     白い吐息を丸め浮かべた


     きっと雲は晴れるから



     月が隠れて寂しい夜に


     白抜きの言葉を放つ人



     思いは光を丸くして


     人の心に染まり浮かぶ



     いつも通う雲だけれど


     必ず晴れるそのあいだ



     私が小さな月になる


     見上げる人が笑うよう


     寂しい君を照らすよう




       松尾多聞 



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ご不明な方は関先生に直接メールで申し込んでください。

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関先生のことばより。


【集え!!詩人たち、自称詩人たち】

また、私たちお互いの願いとして、

誰もが詩人であり詩の心を持っていると信じています。

だから、関 節夫と松尾 多聞の朗読以外に、

若い詩人、歌人、俳人の皆さまにも作品の発表をしていただきたく、

オープンマイク形式で10分ほどの時間で詩歌の朗読をしていただくことにしました。


もちろん、私たちが貴方の作品を朗読いたします。

朗読には詩に合わせて即興のピアノ伴奏が入ります。

もちろん、詩が詠めない方々のご参加も大歓迎です!!!

また、ブログ、facebook、ツイッターのオフ会ともします。

<<地方にお住まいの方も東京・新宿にいらっしゃいませんか!大歓迎します!!>>

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■タイトル:【関 節夫X松尾 多聞】と詩人たちの夜会

■日時  :2014年10月20日(月) 
      18:30開場  19:00開演

■会場  :インド料理レストラン「パペラ」
      新宿御苑前駅(東京メトロ丸の内線)下車1番出口すぐ目の前)
      新宿区新宿2-8-1新宿セブンビル2FTEL/FAX 03-3350-0208
      http://currypapera.moo.jp/

■会費  :2000円(税込み)
      ワンドリンクをオーダーしていただきます。

■出演   :関 節夫(歌人)
        松尾 多聞(詩人)

■ピアニスト:弓削田 綾美
■オープンマイク
■定員   :50名様限定(見るだけの方も大歓迎です)
■お申し込み :kan_setsu@yahoo.co.jp




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いつも僕の作品をご高覧いただきありがと!ぼくの今年の最新作を集めてみました。みてね↓

多聞の新作詩セレクション【2014 ・前期】



◆自由詩人 松尾多聞 最新詩集◆


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恋愛詩集「ざわめき」・自由詩人 松尾多聞

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