どん!

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ありがとう。涙

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泡沫(うたかた)の舞



暗く沈む雪の防波堤


耳に刺さる風は鳴る


塩辛き飛沫をおくる


泡沫は舞い踊る


光りに踊る走馬灯に似て


幾度も寄せては離れるよ



シベリアへ向かう船


霧笛を残すまま遠く


輪郭の思い出となる



暗く沈む吐息を吐いて


悲しき自由をもてあそぶ


心は海へ落ちていくよ



うたかたの恋は消ゆ


儚き人の世に輝いて


流れいった願い星よ



僕はどうして生きていこう


貴方を想うまま焦がれ


貴方の形をしまっておこう


 


うた‐かた【泡沫】

《「うたがた」とも》

水面に浮かぶ泡(あわ)。「―の如(ごと)く消える」

はかなく消えやすいもののたとえ。「―の恋」「―の夢」

自由詩人!松尾多聞のブログ


宝玉のことを「玉」といいます。


高価な石を人が磨き、玉にしたものは貴重なものであり、今の宝石の意味合いとは別に魂の根源に切迫するようなカルマを含んでいたようですね。その「玉」を打ち付けて響いた瞬間の時間を「玉響」(たまゆら)といいます。タマユラとは刹那、一瞬、瞬間、一時の表現にまして重みや趣がありますね。それはきっと、誰もが意識してはいない魂の尊厳と永遠性を人間の一生に例えた言葉であるからかもしれません。


玉響の恋


たまゆらの出逢い


たまゆらの人生


素敵でもあり、物悲しい響きです。日本語には歴史と表現の理由が無数にあります。それは日本の文化に彩られたものであり、そのなりたちは不可思議といっていいほど群を抜いたものです。なぜかというと、日本の歴史は他国の歴史に比べて平和を維持した時間が長いのです。


たとえば平安時代。この時代は文学の時代といってもいいくらいに人々が余暇を楽しんだことでしょう。また江戸もそうですね。え?そんなことはないと言う人がいれば西洋の戦いの歴史にいとまが無かったことを学んでみたらどうでしょうか。


人々が平和な時代には詩が生まれます。万葉集の珠玉の作品や三冊子を語った芭蕉の俳句文化を見ればあきらかですね。言い換えると詩人を輩出した文化は万国共通に、「いま」よりも優れていました。詩も音楽も作法も、すべてが生み出され、そして今も模範となり人々が追従していることは間違いありません。


そうしたら、もっと。言葉を詩に変えることができる人々がいて、もっと詩になって詩人ばかりになればいいね。反対の意味で言うと詩人が増えて感受性が豊かになり、不正に泣ける知恵がある哲学者が増えると平和がくるんだ。


言葉が全部「宝玉」となり輝く創造の世界。話し、聞き、感銘し尊敬する世界。


みんなが詩人になれる素敵な世界があれば、もっと広がっていけばいいね。


詩人は詩人だとわからなかった


詩人は詩人であることをいつか


きっと思い出してはいつか知る


そして詩人は詩人として生きる


言葉を抱いて詩人として生きる


言葉を作り出して新しい心を


不可思議で偉大な自然を見て


新しい人との接し方を発明する


彼はいつか詩人であると気ずく


そして彼は自分が思うようにして


皆が詩人になるように祈るだろう


そして誰もが詩人となれるよう


命にかえて詩を綴り続けるだろう


何をしても変わらない世界の為


人心が全てを生み出すことを


知っているのは彼だけだから


何もできなかった自分に対して


ただ玉響のときに全てを捧げて






自由詩人!松尾多聞のブログ  


音楽とどうぞ↓

http://homepage2.nifty.com/sapporo7king/sunadokei.mp3  



「僕の声が聞こえるかい」



その目を閉じてうつむいて
胸に力を溜めて堪えながら

人の心を見つめて微笑んで
がんばり屋の貴方がいるね

疲れた頬もそのままにして
口もとに力をあつめながら

愛をあきらめた事がない人
いつも僕は貴方を愛してる

遠い北の都から僕はずっと
貴方のこころを感じている

一人でいても何も恐れずに
自分を投げ打つ愛に生きて


いま僕の声が聞こえるかい
そっと胸に手を当て感じて

どんなに険しい道だろうと
僕らの願いはとどく約束が

きっと僕は光となり訪れる
君をきつく抱きしめるため

愛の世界をそこから広げて
誰もがひとつに輝くために

涙に濡れてもかまわないよ
僕がいつも包んであげよう

永久に僕らは共にあること
それを貴方へ教えてあげる





自由詩人!松尾多聞のブログ



恋愛にとまどい苦しむ人々へ贈る。
http://homepage2.nifty.com/sapporo7king/hikaru.mp3  
 

「永遠の愛」


僕がどんなに愛しているか

君にはまだわかっていない

儚い愛のゲームと違わない

約束を知らないでいたんだ


あれだけ泣いて約束したね

必ず僕らは再び出会うこと

愛の為ひとの為生きようと

二人がひとつになるために


神様はそれを叶えてくれた

二人をただめぐり合わせて

忘却の中に愛をちりばめて



僕はもう知っていたんだよ

君には思い出せないことを

今度は僕が愛を伝える番だ

あの優しさに答えるために


愛を告げては苦しみながら

君が僕にしてくれたように

僕がどんなに愛しているか

運命の中でいつか伝わるよ


今は別れることがあっても

君が帰ってくることを知り

また来る幸福を待ちながら




自由詩人・松尾多聞


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