深い心の暗闇
散りばめられた光
手さぐりの思い出
君は今でも僕を導く
夏の水辺の恋蛍
人は苦しみや悲しみを全て憶えていれば、おかしくなってしまうという。
だから喜びや感動を優先して記憶して悲しいことを徐々に忘却してゆく。
しかし、恋の想い出は苦しさや切なさの中にいつまでも生きているもの。
それはきっと、悲しい別れであっても遠い喜びの記憶を消せないるから。
それはきっと、貴方に一度でも一番大切な愛を教えてくれたからなのだ。
一度灯った愛は消えることはない。それが寂しさに彩られてしまっても。
それが切なく身を縛ってしまっても、いつか君はその灯にほどかられる。
あの日の愛はホタルとなって貴方の一番大切なところで舞い踊っている。
あの夏の日のホタルは記憶の故郷にいつまでも飛んでいるよ。君の胸に。
音楽とどうぞ↓
http://homepage2.nifty.com/sapporo7king/Waltz.mid
「恋 蛍」
情けを知らぬ我なれど
計れぬほどの恋ごころ
秋の時雨と降りそそぐ
とうに忘れし人なれど
痛みと今宵も去来して
悲しきホタルの走馬灯
消し去る事を望めども
月に約せし秘めごとの
誠のこころ消せまじき
君が微笑み消せまじき
ホタルのごとき光なり
自由詩人・松尾多聞
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どん!
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