●今日の短歌一首●
愛しくて
わたし貴方のかすみ草
立ち枯れてなお残す微笑
自由詩人・松尾多聞
海にはきっと魔法があって
悲しみも喜びも怒りさえも
取り出して見せてくれる
だからひとは自分を知る
その癒しがあると思うんだ
体育会で理系の僕だった
でも詩を書くことができた
それは海だったからなか
海をみつめて優しくなった
だから初めての詩は謝罪
初恋の人へのものだった
「あのとき僕は君と海が見たかった」
2000年6月6日
題名を最後に書いた僕は
涙のひとだった。
とても幼く悲しい歌だった
心に本当の愛を取り戻そうと
詩人としての生き方がそのときから始まった。
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「あのとき僕は君と海が見たかった」
揺らめく焚き火の炎に
もどかしく打ち寄せる白波を見ていた
サウンドオブサイレンス
僕は大自然のささやきの中
もう一度 幻想を追いかけている
西に浮かぶ満月に追いやられて
真空に輝くカシオペア
はっきりと舞い上がる僕がいる
見つめる刹那と見つめ返す刹那
確かに時は自由にさ迷っていた
今もう一度
もう一度君がいたら
僕は話続けることが出来る
もう一度君がいたら
大切なことを教えられるのに
もう一度君がいたら
僕は謝る事が出来るのに
今 もう一度
僕は君と海が見たかった
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ふるさと石狩の海に一人佇んで
2000年6月6日 松尾多聞
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僕は海に漂う木の葉の上で揺れて
僕は黎明に輝く地平線に羽ばたき
透き通る風の遺産をなめながら
永遠にこの世界の中に存在する
静寂に耳を傾けて色無き色を観て
◆詩集・「いま海のように君を愛したい
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「潮 騒 」
賑やかだった浜辺
行過ぎる人達を見送りながら
僕は琥珀に染まる空と海へ
海面は涙のように銀に滲んでく
潮騒はいにしえびとの叫びを運ぶ
幾つも繰り返される過ちを
幾つも繰り返してきた過ちを
そのたび君が許してくれたように
許されるためにここにたたずむ人
人はなんて悲しいの
僕はなんて無力なことだろう
君よ懐かしい人よ
いま僕はどこにいるの
潮騒よいにしえの心よ
僕に力を与えてください
幾つも繰り返される過ちを
幾つも繰り返してきた過ちを
そのたび君が許してくれたように
両手を大きく広げて
今日も潮騒を聞いていた
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渚のギタリスト
ギターを抱えて見た夢は
焚き火の炎と舞いあがり
銀色音符が星にかわった
思いを爪弾くアルペジオ
奏でるたびに光りを放つ
あの星は誰が歌ったのだろう
ひときわ悲しいカシオペアを
海に投げ出す願いの声は
季節が音符に染め上げる
愛しい人へ残していける
永遠の歌となるのだろう
いつまでもいつのときも
ギターを抱えた浜辺には
恋人達の詩がこだまする
そして私を包み込むよう
一緒に歌ってくれていた
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恋を眠らせて
波に濡れる砂に
想い出を敷きつめて
たった独りの観客席
しまい切れない
真夏の恋だから
眠らせて横たえて
子守唄を唄って
星のオーケストラに
灯台の灯が踊る
漁火のスクリーンは
面影を映し出す
零れ落ちる夢を
しまうすべを知らず
眠らせて横たえて
この恋を眠らせて
移ろう風達よ
唄いつづけていて
朝に照らされ眠るまで
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「石狩の海」
太陽にあこがれて
この恋を決めたのに
砂を照る想い出は
私の心を焼き尽くす
さよならの夕立が
私の心を冷ますけど
絡みつく砂のよう
私の恋はかわらない
打ちつけて打ちつけて
石狩の浜に消えようと
潮騒はわたしのために
生きる意味をくり返す
濡れそぼる人たちを
陽はきっと照らすから
太陽にあこがれた
私の願いは叶うから
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海のように君を愛したい
時のとばりが降りてきて
逃げるように車を飛ばす
たどりつくのは僕の場所
静かにざわめく岩のイス
光りを探して見えなくて
夕闇を一人待っていたよ
海になにかを聞いていた
歩み寄る神秘に憧れる
光りが少し見えてくる
波は僕を洗い尽くすよ
光りの魔法が疾駆して
夜を飾ってしまうとき
海のホタルが輝きだす
大きさに怖くなるんだ
小さな僕をなぐさめて
月に願いをかけている
僕は君が好きです心から
大きな笑顔が大好きです
僕も大きくしてください
清かな心をくれますか
僕に自信をくれますか
僕に笑顔をくれますか
僕を信じてくれますか
僕に資格はありますか
僕に力を与えてください
たどりつけない営みのなか
僕は君に歩み寄ろうとしてる
いま海のように君を愛したい
音楽とどうぞ
http://homepage2.nifty.com/sapporo7king/291.mp3
「 恋 文 」
砂に書いた貴方の名前
波は刹那に消し去って
風は時を留めたままに
空間だけを連れてゆく
だから心が動かないよ
夕陽はもう落ちるのに
君に例え摘んだ野花は
今もここに咲いている
笑いながら泣きながら
も一度君にあいたいよ
※空間:そら
どん!
応援してくださいね。涙。たくさんの人によんでほしい。








