北海道積丹半島の先端、チャレンカの小道(神威岬自然遊歩道)を登りきると海の中央に浮んでいるかのような神威岬(カムイ)に立つ。
北へと逃れたとされる悲運の公達、源義経を強く慕うアイヌ人首長の娘チャレンカ。義経を追って、乙女がやっとたどりついた神威岬、しかし、義経は旅立った後であった。
日本海で最大の難所といわれた神威岬。その岬までの歩道がチャレンカの小道。野生のハマナスと百合の貴重な群生地でもあり、1日中激しく移ろう壮大さはその風景を見るものを圧倒して止みません。今日は私の「神の岬」でお別れです。ばいばい。
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「神 の 岬」
丘陵の小道を登る二人に
岬の風は色合いを変えた
影を連れては海は燃える
難海の灯台を染めながら
残り灯が漁り火に変わる
星を招いて伝説を奏でる
恋に破れ立ち続ける人よ
わたしは見守っていよう
紅き百合は今年も咲いた
遠い幻を信じ続けるから
いま君よ振り向かないで
自由詩人・松尾多聞