
ポッカァーーン
たまにわたしの頭の中でする音なのですが、決まって何も考えていない状態の時に聞えてくるのです。
そんな時は、
「ああ!、無駄な時間を過ごしている。でもこんなのもいいなぁ。」
と感じます。そして、その後に仕事を始めると、随分はかどるから不思議です。
雪道を歩くと足跡が残ります。究極的な物理の話をすれば、「歩くこと」については「足跡」が残っている地面以外の面積は必要ありません。足跡の面積の地面があれば歩めるということなのですが味気ないですね。

大きな真っ白い海原を自由に闊歩してこそ心にふくらみと余裕を抱くことが出来ますね。無駄ではありません。
クラスで一番勉強できない子供がいました。担任の教師は考えを巡らせて、その子の良いところを見つけては大げさに褒めることにしました。
するとどうでしょう。その子供は時々考えこむことを覚え、勉強するようになりました。ついには国立大学に合格すると言う立派な結果を残しました。先生の努力は無駄ではなかったのです。この先生はわたしの父です。
わたしは20代で詩作に挑戦したことがあります。とても下手クソで嫌になりました。
「無駄な努力であった、無駄はやめよう!」
詩を書くことをやめてしまいました。しかし、その時に下手クソでも上手になるまで書き続けていようと心に決めていたなら、現在はもっとましな作品を創作できていたのかもしれません。

人生は大きな舞台です。そこにはキャストが配置されていて、母であり、仕事をする人であり、妻であり、女であり、悲しみ人であり、幸福の人であり、あるときは悪人や泥棒であります。
それは、自分がすべてを演じなければならない舞台。
遠く遥か険しい稽古がたくさんあることでしょう。しかし、どんなドラマにするか?誰を主人公に抜擢するか?決めかたがあるのです。
人生は演技である側面があるとわたしが感じるのは、努力という稽古があるからこそキャストが決まり演ずることが出きるということ。下手クソだから違うキャストを演じていたのでは俳優が少ない人生の舞台では素敵なドラマを演じることは出来ません。時間も限られているのです。

挨拶が苦手な人がいました。声も小さいし、ひと見知り。彼に悪気はなかったのです。ただ、苦手なだけ。
彼は挨拶を一所懸命することに決めました。最初は相手に聞えることがないような小声でした。しかし、その努力は無駄ではありません。ここで
「自分なりに一生懸命に声を出しても相手に伝わらないのであれば無駄。」
と断じてしまえば彼はいままでの彼と変わりはしません。彼は続けました。演技です。今までの自分ではないのです。
長い時間をかけて彼の努力は習慣となり、習慣は彼の本質となりました。
彼の周りはいつしか明るい雰囲気に変わり、仕事も順調に運ぶようになりました。あきらめないで演技を続けたからこそ、無駄ではありませんでした。
雪道も存在は無駄ではなかった。落第生も自分を考えていた時間は無駄ではない。挨拶の彼も人に聞こえなかった挨拶は、決して無駄ではなかった。
決して華やかでなくとも、観客が大入りではないかも知れなくとも努力の上に生きている稽古には、いつしか「納得」と言うスポットライトが照らしてくれます。自分で満足できる演出も可能になることでしょう。
自己の実現とはこんなところにヒントが隠されているような気がしてならない多聞です。
人生は素晴らしいドラマ。そんなふうに継続の舞台で、いつまでも素晴らしい演技を続けていくことが本来の人の幸福だとわたしは想います。
ポカーンという音がわたしは好きです。とても観念的な話しになりましたが、そんな風にわたしは、いつも生きていきたいと想います。

ふるさとを後に、名古屋の大学で貧困にあえいだ青年は、苦しさのあまり北海道よりも低く輝く北極星を見つめながら、いつも涙を浮かべていました。後悔と寂しさと。
そして、彼は自分を省みることの大切さと、何度も繰り返すことが出来る人生の素晴らしさを、身をもって体験したのです。
人生は喝采の道。
そう、努力にも、成功にも、失敗にも、カーテンコールが鳴り止むことはありません。この世界は捨てたものではないのです。希望と後悔をいだいた若者はふるさとへの汽車に乗りました。
私の作品「喝采の道」でお別れします。

音楽BGM
喝 采 の 道
遥か北を目指す鉄の道に揺られ
いまさら置き去ったもの達を想う
こだまする汽笛
ふるさとへの道
色あせたシネマの思い出が招く
儚く崩れたつかの間の青春物語
繰り返し贈ったカーテンコール
二度と幕は開くことがないのに
車窓に吹雪いた結晶は
あてた手の形に解けて
激しい日本海を映し出す
身体にそそいだ振動は
僕の心を揺り起こして
激しい慕情を掻き立てる
カーテンコールが聞えてくる
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