あんな恐ろしい実体験をここで書くのははばかられるのですが、皆さんにも何が起きるかわからないご時勢。今日は手を震わせながら私の人生で最も恐ろしい体験を書きます。
「病室に訪れた老婆」
そのころ、私は転職をしたばかりで毎日が慣れない仕事との格闘。そして、進まぬノルマ消化のために残業が続き、ついには身体に不調をきたして内科病院に入院することになったのです。
「えーっと、入院してもらいます。」
「あっ!ちょっと病室が満杯かな?」
「おっと、昨夜、急に空いた個室がありますので、そこに入院してください。」
お医者は、、、余計なことまで言っていいのでしょうか。「昨夜、急に空いた個室。。。」軽い十二指腸の潰瘍を患った私。しかし先生の意味深な、そら寒い言葉に健康な胃までもキリキリ痛みだす始末でした。
案内された病室は広く、どんよりとした空気が流れています。そして何故か?お香のような臭いがたちこめているではありませんか!私は不安と寂しさに襲われ頭痛まで始まってしまいました。
そして、その入院初夜に、あの忌まわしい事件は起きたのです。これは、私が人生で味わった恐怖の中でも、郡を抜いて、しかも天まで昇るほどの恐怖でした。思い返すと、いまでも背筋が寒くなるのです。
それは、草木も眠る午前1時に来るべきして起こりました。
初めての入院で不安はあったのですが、なんとか眠りについた私を「ガタガタ、、、ガタガタ、、、」という、病室のドアーを開けようとする、ドアノブの音が目覚めさせました。
真夜中。初めての病室。しかも、こともあろうに「今朝、突然空いた個室」。私が目を暗闇でランランと見開き、情けない口元でドアーを見つめたのは言うまでもありません。
「ギィーーーーッ」
切なく、冷たい音で病室のドアーは無情にも開きだしたではありませんか!
そっそして、白い髪の毛を胸まで垂らし、白い着物を着た「絵に描いたような」老婆が上目使いに私を一点に見つめながら、メトロノームが揺れるように、無表情でゆっくりと歩きながら私に近づいて来たのです。
叫ぶことも、逃げることも、なにも出来ない状態とは悲惨な心身硬直を伴うショック状態に他なりません。しかし、私は最後の望みをかけて、ナースコールを小刻みに、しかも力強く「鬼押し」していました。
小柄で、腰の曲がった「絵に描いた」ような老婆は迫り来る!
廊下からは、呼び出しを受けたナースの走り来る足音!
「南無さん!」
老婆がしゃがみ込むように、下から私の顔を凝視した、その時、救いのナースが勢いよく私の病室に飛び込んできたのです。
そして状況を見るが早いかナースは叫んだのです。
「ギャァーーー!!」
「○田のおばあちゃん!どこでオシッコしてるのよっ!!」
......そう、認知の症状が進行している、気の毒な、とても気の毒なご老人でした。私の目と病室の床は、すでにベチョベチョ。身体の震えが止まるまでに、小一時間もかかった私です。 本当にあったお話でした。
時が運んでくる
不思議なときめきを
追いかけてここまで来たの。
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角松敏生 - You're my only shinin' star/すごい素敵です。動画でお楽しみください。
******** 跡里絵(アトリエ) *******
いやぁ。怖かった。ほんとに怖かったんですから。
その後、ぼくは7日で退院して元気に仕事しまし
たよ。ではまたね。
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