さぁ、今日も僕の恋愛詩集でお楽しみくださいね。

恋の魔法はカマイタチ にわかに知らぬ傷口にジンジン染みる空っ風。


秋の恋の特集でどうぞ。(リンクをクリックすると音楽が流れます。)


銀杏



「黄金色の秋」



黄金色の葉が落ちていく
優美にためらうように
目前の空間を踊りながら


黄金色の銀杏は辿りつく
育まれし大地の懐へと
そして最後のくちづけを


青葉の春を熱き成長を
嵐の混迷を豊かな糧を
最後のくちづけに託して


僕はここにいる
 
僕のくちづけは何を語るの
君に伝わることがあるかな
明日のことも知らないけれど


いま歩き出してみよう
君に逢いに行くんだ
僕はくちづけるんだ

僕らが黄金色に輝くように





午後の散歩道



いつか来た道なのに
何故か景色が新しい
君と二人歩んでいた
午後の急な坂を独り


階段をかぞえながら
落葉を踏んで忘れた
弾む息を見つめあい
一緒に笑っていたね


もう戻らない光を編み
またなぞってみる階段
木々達が私に優しくて
もう数えられないんだ


いつか来た道なのに
いまは季節が美しい
君と二人歩んでいた
午後の落葉の散歩道




takibi



愛を語っていよう



切なくなるような
愛を語っていよう

野に咲く花は枯れ
散ってしまっても
限りなく生きているから


知っていることは
ほんのわずかでも

見つめているのは
偶然の出来事でも
何かを説明できるから


寂しさに包まれて
愛を望むのならば

野に咲く花のように
愛を好きになろう
永遠を信じていけるから


切なくなるような
愛を語っていよう

人は大地に倒れても
繋がりに起きあがる
いつか自分を愛せるのだから






たったのひとつ



ただ寂しさに微笑む人よ
傾げた首を戻してごらん


顔を上げれば世界が見える
刹那に君を迎えてくれるよ


願いは夢に祈りは時に
心の色を変えてくれる


あの星も海もこの大地も
両手広げて待っているよ
それを信じるだけでいい


その寂しさに微笑む人よ
本当の笑顔が輝く場所へ


両手広げて君をいだいて
繋がる空へ連れてゆくよ


この世界に微笑んだなら
君も僕もたったのひとつ



詩作:松尾多聞


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貴方の秋は何色ですか?秋は変わりゆく季節。寂しい季節。美しい季節。


そして冬へと続く道。しかし春へと向かう道。作品を読んでくれてありがとう。




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