【他人の笑顔が自分を笑顔に】
本日はオフ。
中学生の時の先生とランチへ。
先生、といっても三年生の一年間だけ、当時は講師で担任も持っていない美術の先生。
接点はほとんど無いはずが、なぜか私はその先生に懐いていました。
普通の先生じゃなかった。
バイク乗りの先生は、ハーレーに乗って出勤。
校長先生に呼び出しくらってしかられる人。
放課後は悪ガキを集めて美術室の裏の資料室を真っ暗にして毎日のように当時流行っていた“呪いのビデオ”を見てキャッキャしていました。
卒業と同時にその先生とは接点も無くなり、すっかり忘れていました。
でも、ふとその先生の名前と、一緒に遊んだ経験や破天荒だった先生の行動や発言を思い出したり。
中学卒業から18年。
恐ろしい年月が経っていたある日、偶然Facebookで先輩の投稿のコメントにその先生の名前を発見しました。
こんなに年月も経っているし、覚えているかは不安でしたが懐かしくなってメッセージと申請をしました。
ギリギリ覚えていてくれたようで、それからは先生の投稿やインスタグラムでのやり取りをするようになりました。
先生の投稿は、大人が本気でふざけて遊んでるあの頃のまんまでした。
嬉しかった。
私たちが卒業後、正式に教員採用となり中学校で教師を務められているようでしたが最近、鬱になって休職していたとのことで。
先生もなんとなく、私が気になったのでしょうか。
前々からランチに誘ってくれていました。
今日ようやくタイミングが合って、18年ぶりの再会をしてきました。
ちょっと太ったけど、全然変わってない先生。
“本当に私のこと、覚えてたのかな?”
“何喋ればいいのかな?”
直前になって意外と緊張しちゃって。
でも、先生の車に乗り込んでエンジンがかかった瞬間、まさかのBGMが
一昨日アップしたばかりの投稿。
bonobosのcruisin'cruisin。
そんなことあるのかーーーー!
有無を言わさずテンション上がってそれからはお店に着くまで音楽談義。
聴いてきたものや、ストライクゾーンがぴったりで、
あれ知ってる?
コレ聴いてる?
そんな話で大盛り上がり。
私の好きなジャンルって、言わばアンダーグラウンド。
テレビには映らない良い音、良いニオイ。
クラブ遊びを離れてしまった今、なかなかここらへんで話が合う人っていないんです。
18年会ってなかった、一年間だけ一緒に遊んだ先生とまさかこの話題で盛り上がるなんて。
まさかこの曲のイントロから再会が始まるなんて。
恋か、と思うほど笑
(先生は46歳、中肉中背の独身男性笑)
お店に着いてからは一転
“で、大丈夫なんか?”
と身の上話。
この数年、色々あって苦しんでいること、もがいてること、ちょっとずつ前に進もうとしてること、色々聴いてもらえました。
先生も鬱になった経緯を、先生になる前にプロスノーボーダーとして世界を転戦していた頃の話(知らなかった)、私たちが卒業して数年後10歳年下のとびきりのいいオンナと知り合って結婚を考えたけどたったの二ヶ月で彼女は病で命を引き取ってそれ以来いまだに彼女への思いを、してあげられなかったことへの後悔を話してくれました。
“でもね、やっぱ独りはつらいよ。”
終盤、先生は自分にか私にか、どちらに言うでもなく何度かそう呟いた。
“自分の好きなこと、やりたいことはもうやり切った。
だから今度は誰かのために。
でも、奥さんも子供もいないから、だから先生してるんだと思う。
生徒に何かしてあげることで、自分を慰めてるのかもしれないね。”
笑って言ってたけど、なんか刺さって。
“先生、有難う。
また息抜きに付き合ってください。”
そう伝えると、
“おう!
あとプレゼント。”
って、
“映画観る?”
(観ない…とは言えず)
何枚も洋邦問わず映画のDVDを。
やっぱりよくわからん…笑
帰り際、車から降りる時の最後の曲がまさかの
この人、何もかもお見通しかいな笑
四年前、初めての営業職に挫折して、苦しい時に毎朝聴いてた曲。
ライムスターには何度も助けられました。
この曲のおかげでラップが前よりも好きになったし、地道にコツコツやって、ポジティブに考えて行動して社内トップになった思い出の曲。
有難う、先生。
また遊んでください。
大丈夫、大丈夫!
では、また。