【形ではなく、心】

こと接客に当てはめてみた場合、形ばかりを整えてもそこに心が無ければお客様の心に届く、響くことは少ないと思うのです。
お辞儀一つとっても、形だけのペコリより、心を込めた“ありがとうございます”を添えたい、そう考えております。

これは私にとって根本を成す価値観であり、大切にし続けていきたいと思っております。

今朝のモーニングセミナーでは100日実践100回実践の大切さを教わりました。
大変頷くことが多い講演でしたが、中でも面白いなと思ったのが

“毎日ありがとうを100回言う”

といった実践です。
ポケットにカウンターを忍ばせて、電車の移動中や空き時間など、ひたすらありがとうを連呼し、カウントを積み上げていくそうです。
100回を連続100日。
失敗してもいい。
その日からまた数え始めて100日を目指せば良い、のだそうです。
私のブログと同じですね笑

一日100回も言うコツは

“心を込めなくてもいい”

だそうです。
講師の方は今では一日に6000回を数えるそうです。

心を込めないありがとうに意味があるのか??
と驚きましたが、その後セミナー参加者とショートシェアをする中で、その方も同じ実践をされているそうです。
その方曰く、この実践には補足があり、一日のうち一度でもネガティブな言葉を発した途端にそのカウントはゼロにする、というルールを設けるそうです。

仕組みとしては、

・どれだけありがとうを唱えても一回のネガティブ発言でその苦労がパーになる。

・自分の場合は慣れないうちは意外と無意識で言っちゃうもの。
そのためなかなか100回の達成ができなかった。
①100回を達成するためにはネガティブ発言をしないように気をつけないと、一日に何千回もありがとうを言わなければいけなかった。
②いかに日々自分がグチや不満、悪態をついていたのかを思い知り、その習慣を直すことを意識するようになった。

・すると①一日に何千回もありがとうを唱えていると、本当にありがとうを伝えなければいけない人の顔が浮かぶようになった。
②グチや不満を吐きたくなっても喉で飲み込むようになり、そういった感情も減り、ありがとうの気持ちが湧くようになった。

心を込めないありがとうもひたすら積み重ねることで心が後からついてくる、というお話です。
つまり、その講師の方は今では一日6000回の心のこもったありがとうを言っている、という事になります。
そりゃ離婚直前だった夫婦関係も社内の人間関係も良くなるわ、という話ですね。
私の場合、どんなに心を込めたありがとうを言っていたとしても一日に10回程度、そして適度に悪態をついてたら、そりゃ何も変わらんわ、という話ですよ。

シェアしてくださった方は

“剣道なんかの武道でもそうですよね”

と付け足されました。
私も小学生の頃から剣道をしておりましたので、この方の言われたことでハッとさせられてしまいました。

“6歳の頃から武道精神を叩き込んで鍛えようとしても大抵上手くいかないもんです。
形からでいいんです、形だけでも続けることで心を学び、心が備わっていくんです。”

これはなるほどと思えるお話でした。
小学校中学校と9年間続けた剣道はまさしく、そうやって精神を磨きました。
体得にはステップがあるんだな、と腑に落ちるシェアです。

同じく武道には

“守破離”

という言葉があります。

型を忠実に守り、心身に落とし込み
型の枠を突破し
新たに自分なりの型を築く

破天荒な行動にも見られがちな
“型破り”さんも
型を知っているからこそ。
型を知らずに好き勝手やってるのはただの
“形無し”
なんですと。


私は現在飲食店でマネージャーという役割をお預かりし働かせていただいております。
学生のアルバイトさんなどには、接客論やつま先まで所作に神経を配る、などなかなか精神論では伝わらない、届かないケースが多いものです。
自身の壁として二年間悩んでいた最大のテーマです。
今回の学びは現場で何か活かせるヒントがありそうですね。

“形ではなく、心”

の価値観も大切にしながら

“形から入って、後から心を”

この考え方もバランス良く身に付けることが出来れば大きな一歩が踏み出せる気がします。

では、また。