人にゴマをする、よいしょをする人を見ては嫌な気分になることがあります。
良いポジションに付いたその人をずる賢いと決めてかかることも。
実は、その人は生きるために必死なのかもしれません。
年齢が上がって、まだ大学に通っている子どものために退職だけは回避しようと思っているかもしれないし、
社長や上司にゴマをすっているように見えて、彼らの人間性や交流関係など逐一書き留めながら日夜自らが立ったときのために観察を続けているかもしれません。
自宅に帰ってから、または早朝と、密かにスキルアップのために時間を割いていることも。
ひょっとしたら、監察官だったとかドラマみたいなことがないとは限りません。
なぜ、その人を見て嫌悪感を覚えるのでしょう?
せっかく一段ずつ課題をクリアし、地道な努力をしている自分のやり方と比較してしまうのでしょうか。
楽に上手くいく方法なんてありはしない。
困難を超えて、ドラマチックな逆転劇のほうが価値がある。
そんな信念を自分に与えていることもあります。
今週は、あなたが苦手な人に対して一つだけでもいいので長所を探してみてください。
その長所を掘り下げて、あなたが持っていないもの、あなたにも得られそうなもの、得ているもの、と分けてください。
できるようなら、短所も同じようにしてください。
あなたのこれからに役立つマニュアルの一項目が出来上がります。
そして、あなた自身にも嫉妬と羨望が近くにある気配がします。
誰にでもできることだから、と度を超えた謙遜はしないよう注意してくださいね。
自分の長所と思っていることが、人の目には短所になっている可能性もあります。
逆に、短所がそうではないことも。周囲の人間と自分と、状況を分析してみると面白いかもしれません。
なぜ私はそんなことで悩んでいたんだろうと思え、
面白い方向に使ってやろうとほくそ笑むぐらいの余裕が出る、そんな時期です。
ナヨクサフジの花言葉
世渡り上手
イメージとしては、
かなり大げさに言えば、
中国春秋時代の孫子より「彼を知り己を知れば百戦殆からず」
良い例えが浮かばなかったんです。
あからさまに揉み手して、上司の後をぴったりくっ付いているベタな人も有り。
上司の好みを一早く調べ上げている姿など、よいしょさんと同じことはやらなくてもいいけど、一旦取り入れられるものは何でも頭に取り込んでおけといった感じです。
今まで使わなかった手を閃くようにもなります。
必要な状況に応じて少々ずる賢く、選んでこなかった楽を自分で選べる余裕ができるなど、物事への器用さを持てそうです。
…可愛い花なのに、なぜこの内容になったんだろう。
メッセージは性差で考えていないので、
人付き合いの得意or不得意な人
整理が得意・手先が器用な人
仕事や家事などを上手くさばける
人を上手く動かせるようになる
使われる者から使う者へ
肩の力を抜いて楽に生きる
気ままな自分を許す
など、
あなたが感じたままに受けとめてくださいね。
今日も明日も、あなたが笑顔でありますように。
たくさんの愛に包まれますように。
あなたの歩みを応援しています。